総務とはなに?~どのような業務を行うところか

 目次

1・国民健康保険の基本や仕組みを教えて下さい。

2・国民健康保険に加入できる人はどのような人ですか?

3・国民健康保険に加入するには、どこへ行けばいいですか?

4・国民健康保険は、手続きするにはどのような書類が必要ですか?

5・インターネットで国民健康保険の手続きはできますか?

6・国民健康保険の保険料はどのように決めるのですか?

7・国民健康保険に加入すると、どのような給付がありますか?

8・例えば病気や失業で保険料の支払いに困った時の救済方法はありますか?

9・病気で高額な治療費がかかった時の、高額療養費について教えて下さい。

10・出産をする際の給付内容を教えて下さい。

目次

1・国民健康保険の基本や仕組みを教えて下さい。

 病気やけがをして、医療機関で治療を受ける際には、保険証を提示して原則3割負担分の支払いだけで済みます。残りの7割は、後日、国民健康保険の運営元である市区町村が国保連合会を経由して医療機関に支払っています。このように誰でも、高額な医療費が掛かるかもしれない病気やけがにあった際に、経済的に少ない負担で治療ができるようにするための制度です。保険料を一人ひとりが負担し、集まった保険料の中から7割分を医療機関に支払うことで、医療機関は、病院や医院を運営出来ます。一人の大切な命を守る相互扶助、助け合いの制度です。

2・国民健康保険に加入できる人はどのような人ですか?

 会社員など職場の健康保険、公務員や私立学校の先生などの共済組合に加入している人、特定業種の組合国保等に加入している人以外の、商店を経営している自営業やそこで働いている人、漁業、農業などに従事している人、パートやアルバイトの人、退職後に再就職していない人など、日本に住んでいる人で、国籍を問わず職場等の健康保険や、どこにも加入していない人が入る医療保険です。

3・国民健康保険に加入するには、どこへ行けばいいですか?

 お住まいの市区町村の役所窓口の保険年金課です。職場を辞めて、すぐに次の職場に就職しない場合や自営業になった場合、子どもが生まれた場合、引っ越しした時など、必ず14日以内に、手続きをします。手続きが遅れてしまうと、本来の加入日に遡って、保険料を支払うことになります。もしも、保険証がない状況で病気やけがをした場合には、一旦、治療にかかった全額を自己負担として支払うことになる場合もあります。そのような時は自分が役所に手続きにいけないかもしれないことも考え、無保険状態にならないようにすぐに手続きをすることが懸命です。

4・国民健康保険は、手続きするにはどのような書類が必要ですか?

 世帯主と加入対象となる家族のマイナンバーカードか通知カードと、世帯主の本人確認をするための書類(運転免許証、パスポート、年金手帳のいずれか一つ)、印鑑が必要になります。{年金の手続きも同時にすることになりますので、役所に行くタイミングで、年金手帳も持参して、国民年金の手続きも一緒にするといいでしょう。特に転居の場合には、住民票の届出と一緒に、同時に保険も年金も手続きをすると、何度も役所に行くことがなく、一度に終わります。}

また、職場の健康保険に加入していた場合は、「健康保険・厚生年金資格喪失届」も必要です。退職日の翌日の年月日等が記入されていて、いつまで職場の健康保険に加入していたかがわかる書類です。退職時に受け取ることができるように、事前に勤務先に発行を依頼するといいでしょう。

 保険証は、手続きが済めば、即日で発行してくれます。手続き後に保険証を受け取って帰ることができます。

5・インターネットで国民健康保険の手続きはできますか?

 脱退に限り、インターネットでの手続きが可能です。市区町村の窓口に行くことなく、パソコンやスマートフォンで手続きができます。

 まず、市区町村の「ネット窓口○○○」の「利用

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