私はマンション投資に失敗しました「こんな不動産投資はやめとけ」

不動産投資に失敗した、私の友人の話をします。

「これ以上、傷口が広がるのはまずいと思い、マンションを売却しました。今はまた、一から勉強し直して、機会があれば再チャレンジしたいと考えています」とのこと。

友人のようになるのなら、「不動産投資やめとけ」状態なので、あなたが失敗をしないためにもぜひお聞きください。

不動産投資との出会いは危機感からくる焦りから

世間にも名の知れた企業に新卒で入社して13年、派手な趣味もなく、堅実な暮らしをしていた彼には同世代の平均を上回る額の貯蓄もあり、当面の生活にも不安は全くない状態でした。

ある日、金融庁のとあるレポートを目にした彼は、途端に自分自身の老後に対して不安を覚えるようになり、偶然知ったであろう不動産投資のセミナーに参加したのです。

そのセミナーは、単身世代向けのワンルームマンション投資のセミナーで、サラリーマンでも手間なく投資ができるという触れ込みでした。
セミナーの内容も悪くなく、相談に乗ってくれた営業担当者も親身になって相談にのってくれたこともあり、彼はワンルームマンション投資を始める決断をしたそうです。

この時だれかが、「やめとけ」を言うべきだったのかもしれません。

少し焦りすぎた。もう少し準備を入念に行えばよかった

彼はこのように当時を振り返りながら言っていました。

ワンルームマンション投資について気になる方は、こちらの記事で解説しています。
やめとけ!サラリーマンのワンルーム投資、潜むリスクを解説

充分な自己資金が裏目に

不動産投資を始めるにあたり、自己資金は大きな味方になりますが、それは時に気の緩みにつながると私は思っています。
当時の彼の心境を量り知ることは出来ませんが、恐らく、危機感や緊張感が希薄でした。
そんな状況なら完全に「やめとけ」状態です。

業者が「全て対応するから安心して下さい」という言葉を鵜呑みにしてしまったのが失敗の始まりでした。

任せるとはいえ、状況をきちんと確認したり、きちんと目を光らせておかければならない事例だったのです。
この記事のように、「不動産投資やめとけ」という記事もあるぐらいなので、「やめとけ」と「やってみましょう」の両軸で思考をすべきでした。

失敗の原因は、圧倒的準備不足

話を聞く限りですが、彼の場合は典型的な準備不足が原因で失敗したようです。

不動産投資にかかる費用には、月々のローンの返済はもちろんですが、他にも税金、管理費、退去後の清掃費、入居付けのための広告費、他にも修繕費用や備品、清掃費用などがあります。

彼は事前にこのような様々な費用がかかることをきちんと理解していなかったのでしょう。
不動産投資を始めるにあたり、予め準備すべきが3つの項目あると彼にはアドバイスしました。

1つ目は知識のアップデート、2つ目はマーケティング、3つ目は人脈を広げることです。

知識量が少ないと足元を見られる?

不動産投資に関する知識量を増やすことは、投資家にとって必須事項です。

「俺は不動産屋じゃないんだから」という考えの方は、高い確率で不動産投資に失敗してしまいます。
間違いなく「やめとけ」状態です。

ビジネスは情報の格差や知識の格差によって成立するものです。このような表現は不適切かもしれませんが、不動産に関する知識がないことで、業者に足元を見られる可能性も十二分にあります。

自身が購入予定のエリアの状況は綿密に調査

あなたが購入する予定のエリアの賃貸需要はどの程度なのかを把握しておくことはとても大切なことです。

例えば、ファミリー層が多く暮らすような、郊外のベットタウンにワンルームマンションを購入して不動産投資をスタートしても失敗する可能性が比較的高いです。よくある「やめとけ」案件です。

ライフルホームズさんが提供している『見える!賃貸経営』では、ヒートマップによってそのエリアの賃貸需要を確認することができます。さらに、賃貸需要だけでなく、どの間取りが人気があるのか?をチェックできます。

他にも、GoogleMapなどの地図情報などを活用して近隣にどのような施設があるのか?大学や大手企業のオフィスはあるのか?競合のマンションは?などをチェックしてみるといいと思います。

大学が近隣にあり、賃貸需要が高いエリアのマンションは空室を避けられる可能性が高いです。

不動産投資ネットワークを広げ情報収集をする

大家同士のネットワークを構築して人脈を広げる努力をしてみましょう。
先輩大家は、ノウハウを十分持ち合わせています。成功談や失敗談などの色々なエピソードを聞かせてくれると思います。

「苦労して得たノウハウはなかなか教えてくれないのではないか」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。本気で不動産投資を始めようと思っているのであれば、失敗談こそ詳しく聞いてみましょう。

もちろん、あなたが不動産投資の成功事例や失敗事例を得たら、恩返しのつもりで情報を共有してあげましょう。もしかしたら、先輩大家にとっては知らない情報だったり目から鱗の情報になるかもしれません。

積極的に不動産投資家のネットワークを広げることをおすすめします。

結局「不動産投資やめとけ」は信じるべき?

不動産投資は一口にやめとけと言われるほど難しい投資なのでしょうか?その答えはYESでありNOです。

一つ上のセクションで、知識のアップデートやネットワークの構築が大切だという話をさせていただきました。
情報収集を怠らなければ、成功確率は高まります。

ただし、業者の言われるがままの対応や自己資金があることに対して胡坐をかいているようでは、上手くいきません。
彼には申し訳ないですが、彼の場合は完全に後者でした。「やめとけ」状態です。

ワンルームマンションの投資はサラリーマンでも気軽に始められる投資だと言われていますが『気軽に始められること』と『上手くいくこと』は全く別だということを理解しておかなければなりませんね。

もちろん、ワンルームマンション投資が必ずしも「やめとけ」ではありませんが、リスクヘッジはマストです。
不動産投資は『投資』であり『事業』です。当然、リスクもあります。失敗することもあります。
そのリスクを最小限に抑えるために、成功する投資家はしっかり準備をしているのです。

失敗しにくい不動産投資もある

私の知人のように、ワンルームマンション関係をはじめ不動産投資で失敗したという方も、多くいらっしゃると思います。

失敗した方の多くは準備不足だと思いますので「新大家の教科書」などのインターネットブログや書籍などを通じて学習したり、多くの投資家から情報収集することをおすすめします。

『そこまで本格的に準備するなんて聞いていなかった』と思われている方もいるかもしれません。
そのような方は、”もっと手軽に不動産投資がしたい”と思われていることでしょう。

リスクを減らして、不動産投資をしてみたい。
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