【国債?都債?地方債?社債?】債券投資を学んでみよう!

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不動産ファンドへの投資、その周辺事情について学習していくと、様々な資産運用の方法があることに気が付き、不動産投資以外の周辺情報にも興味が湧いてきます。

実際、資産運用には、それぞれの立場や趣向に応じて適切な商品があり、アドバイザーの助言を参考にしながら、最終的に自分自身に合った商品を選択していきます。

今回は、『債券投資』について簡単に学んでいきたいと思います。

債券投資とは?

『債券投資』をご存知でしょうか。『債券投資』について知る上で、そもそも『債券』とは何なのかを、引用しましたのでご確認下さい。

債券は、国・地方公共団体、企業等が、投資家からお金を借りるときの証書(現在はペーパーレス化)として発行されます。 発行者は、投資家に対し利子を支払い、償還日には元本を返します。 債券にはさまざまな種類があり、また償還までの期間や利率もさまざまです。

みずほ証券Webサイトより抜粋
債券投資のおおまかなイメージ

これから資産運用を始めようと考えている方、投資の勉強を開始して間もない方には、少し難しい言葉が並んでいるかもしれません。

要するに、「投資家が、国・地方自治体・企業などに一定期間お金を貸して、利子をもらい、期間満了時に元本を返してもらう」という資産運用方法の一つになります。

代表的なものとして、債券を発行している団体は以下になります。

  • 国(国債)
  • 地方自治体(地方債)
  • 企業(社債)

債券を購入する”となると、身構えてしまう方もいるかもしれませんが、いずれも証券会社・銀行・信用金庫などを通じて購入することができる一般的な商品ですので、一般的な資産運用と何ら変わりはありません。

債券投資はどんな感じか?

実際に『債券投資』をした場合、どのような運用になるのかを見てみたいと思います。

こちらは、あくまで簡易的なイメージで、実績を保証するものではありませんのでご注意下さい。

国債

最初に、最も代表的な『債券投資』である、”国債”について見ていきましょう。

”国債”とは、その名前の通り「国が発行する債券」になります。私たちは債券購入を通じて、一定期間、国にお金を貸すことでその利息を受け取ります。

国債は、銀行や証券会社を通じて購入することができます。金利の下限は0.05%(年率)となっていて、固定・変動と商品に応じて選ぶことができます。

2020年7月1日現在では、半年毎に適用利率が変わる「変動10年」、発行時に設定された利率が満期まで変わらない「固定5年」「固定3年」の3タイプの商品があります。

国債への投資は、最も手堅くできる投資の一つで、資産運用のベースとして位置づけている投資家が多いようです。

地方債

次に、地方債についてチェックしてみましょう。国債と比較してあまり馴染みのない言葉ですが、基本的な考え方は同じです。

地方債とは、地方公共団体が財政上必要とする資金を外部から調達することによって負担する債務で、その履行が一会計年度を超えて行われるものをいいます。地方債は原則として、公営企業(交通、ガス、水道など)の経費や建設事業費の財源を調達する場合等、地方財政法第5条各号に掲げる場合においてのみ発行できることとなっています。

ただし、その例外として、地方財政計画上の通常収支の不足を補填するために発行される地方債として臨時財政対策債が平成13年度以降発行されています。

地方債制度の概要(財務省Webサイトより)

地方債には、主に3つの種類があります。

1つ目は、政府資金によって起こされる地方債、主に銀行などから借入を行う縁故債、管轄地域住民から募集する公募債などがあります。

私たちが一般的に投資できるのは、3つ目の公募債になりますが、頻繁に募集しているわけではありません。公募債には、東京都が発行する都債、日本道路公団や日本政策金融公庫などの政府関連の期間が発行する政府保証債、財投機関債があります。

また、地方債(公募債)については、投資の意味合いだけでなく地域貢献の色も強い、少々マニアックな投資になります。ですので、そのような投資スタンスをお持ちの方には最適な商品になります。

地方債の多くは、銀行で購入することができます。利息も、かつては、5年満期1.0%といった商品もありましたが、現在では、0.02%、0.01%といった感じでマイナス金利に近づいています。。。

社債

社債についても同じです。

社債は、企業が発行する借用証書で有価証券の一種になります。

企業が投資家からお金を借り、「いついつまでに返済し利息率は〇〇%です」といった証書を渡します。企業が発行する有価証券に「株式」がありますが、その違いは、利息とともに投資金額(元本)が償還される点です。

社債にも様々な種類があります。

主に、普通社債(SB)、転換社債(CB)、ワラント債、劣後債、電力債などがあり、それぞれ特徴があるのです。※ここでは割愛します。

社債の購入は、それ自体が取り扱われている証券会社に確認するのがいいでしょう。ただし、株式と違って、取り扱っている銘柄や数量が証券会社によって異なります。

一般的に市場で取り扱っている銘柄を確認したい場合は、日本証券業協会が発行する個人向け社債等の店頭気配報告銘柄一覧表などで確認することができます。

特定の企業に対して、投資することができ、株式投資と比較してリスクも軽減されますので、ポートフォリオの一つとしてはありだと思います。

ただし、数や銘柄に限りがありますので、そう簡単に投資できるものではありません。日頃から情報をチェックしたり、証券会社の担当者と連絡を取り合うなどの関係値を構築しておく必要があります。

そういった意味では、投資初心者がチャレンジするのは、ややハードルが高いかもしれません。

債券投資は様々な種類がある

いかがでしたでしょうか。

これまでご紹介した『債券投資』全体のごく一部になりますが、代表的なものになります。債券投資の中でも、手堅いものからややリスクの高いものまで様々です。

投資の世界は、非常に複雑でリスクが高いものだと考える方も多いですが、あくまで資産運用です。正しい情報を得て、ご自身に合った投資をしていけば、それはとても有効なものになると私は考えています。

これからも一緒に、学びながら、実践していきましょう。

それでは、またお会いしましょう。

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