マイホームが生命保険代わりになる団体信用生命保険について

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不動産を活用した資産形成に関連する記事は幾度も記述してきましたが今回は、「実需用不動産=持ち家」について少し書かせていただくことにしました。

マイホームと不動産投資にどんな関係があるの??、と疑問に思う方もいるかもしれません。

マイホームを購入しても、自分で住む場合には、収益を生みませんので不動産投資とは言い難いです。

団体信用生命保険について

しかし、資産形成という点では違った解釈ができると思っています。

多くの方は、住宅ローン契約時に「団体信用生命保険」への加入を勧められます。ほとんど金融機関で住宅ローンの貸し出し条件(※フラット35の場合は加入自体が自由)となっています。

この制度が、不動産購入における資産形成においては重要な役割を担います。

団体信用生命保険とは

具体的に説明すると、住宅ローン契約者が死亡・高度障害状態になったときに、残りのローンを肩代わりしてくれる住宅ローン専用の生命保険です。

契約者に万が一のことが起こっても保険で返済が可能

つまり、契約者に万が一のことがおこった場合は、「住宅ローンを一括して支払い、家族に対して資産として住宅を残す」役割を果たします。

その住宅を売却して、現金化したり、貸し出して家賃収入を得たり、もしくは住み続けたりと様々な経済的可能性を選択肢として残すことができるのです。

団体信用生命保険の保障内容(代表的な保障)

団体信用生命保険は具体的にどのような補償内容を選ぶかによって大きく変わってきます。

ここでは具体的な補償内容について説明していきます。

死亡・高度障害保障

被保険者が死亡または団体信用生命保険を提供している会社または機構・団体が定める高度障害になり住宅ローンの返済が困難になった場合に、残りの住宅ローンを全額弁済する制度です。

三大疾病保障

三大疾病保証は死亡・所定の高度障害状態のほか、 がん・急性心筋梗塞・脳卒中の3大疾病が原因で被保険者による住宅ローンの返済が困難になった場合に、残りの住宅ローンを全額弁済する制度です。

七大疾病保障

団体信用生命保険において補償の対象とされる疾病数をさらに拡大したのが七大疾病保証です。がん・急性心筋梗塞・脳卒中に糖尿病、高血圧疾患、肝疾患、腎疾患を加えたものを七大疾病と言います。七大疾病保証は、死亡・所定の高度障害状態のほか、七大疾病が原因で住宅ローンの返済が困難になった場合に残りの住宅ローンを全額弁済する制度です。

その他保障

七大疾病保障に慢性膵炎を加えた八大疾病を対象とするものもあります。また会社によっては、特約保険金の保障を用意している会社もあり、 余命6ヶ月と宣告された際に、一部または全額を生前に受け取ることができる「リビングニーズ特約」、「重度がん保険金前払特約」、「先進医療給付金」などがあります。

団体信用生命保険はニーズやライフスタイルに合わせて様々な保障の中から選択できる

団体信用生命保険は、住宅ローン契約時に皆さまのライフスタイルやニーズによって柔軟に選択することができ、生命保険としての「安心」も十分兼ね備えたものとなっています。

一点注意が必要なのが、病気やケガで長期間就業できなくなった場合の保障はカバーできないので、何かしらの対策は必要になります。

マイホーム購入時期が遅い方ほど恩恵を受けやすい

一般の生命保険は、同じ保障内容で試算する場合、年齢に応じて保険料が右肩上がりになる傾向があります。

一方で、団体信用生命保険においては、年齢による保険料の変動がなく、特に40代に入りマイホームを購入する予定の方は、恩恵を受ける可能性が高まります。

加入メリットとデメリットについて

住宅ローンを組んでマイホームを購入する場合、フラット35での契約を除き、保険の加入自体が貸し出し条件になっている金融機関がほとんどです。

ですので、メリットやデメリットを争うべきではないのですが、注意点としては、生命保険控除が適用されない点にあります。

これは、保険金の受取人が自信や配偶者、親族ではなく金融機関等のローンの貸してになるからです。

控除という意味では、住宅ローン控除がありますので、そちらの制度を利用することで、恩恵を受けることができます。

既契約の生命保険を見直すチャンス

住宅購入は、多くの人にとって人生の一大イベントであり、もっとも高価な買い物です。

それと同時に、既存の生命保険に加入している方にとっては、プランを見直すいいチャンスでもあります。

皆さまのライフスタイルや人生設計に全ては依存してしまいますので、何がいい悪いということは、言いにくいですが、団体信用生命保険に加入することで、保険料の見直しができ、不動産を資産として家族に残すことができるのです。

マイホーム購入時は家計を見直す絶好のチャンス

「持ち家vs賃貸」といった終わりの見えない論争も多くの情報媒体を賑わしています。

個人的には、この論争は意味のないものだと思っていて、それであればできるだけ早く、資産形成に向けた準備をするべきだと考えています。

資産形成は、私たちにとって非常に重要なテーマです。

マイホームの購入は、家計を大幅に見直し効率化することができる絶好のチャンスです。

保険料の見直しを始めとした効率化で、月々の家計を圧縮することも可能だと思います。

住宅ローン=借金と捉えてしまいがちですが、発想を転換して資産形成の機会だと捉えてみて下さい。

暮らしも、家計も豊かになり、生活の質が向上できるよう、私たちが全力でサポートさせていただきます。