入居者が近隣にあると嬉しい周辺施設 ~子育てファミリー世帯編~

PR:イーダブルジーの不動産特定共同事業「トモタク」

アパートやマンションに一度入居すると、単身者で4年前後、ファミリー世帯6年前後、平均して居住すると言われています。

数年単位で住み続けるとなると、周辺施設の状況によって、生活の利便性が大きく変わってくるので、引っ越しを検討される方にとっては気になるところです。

周辺施設や地域の環境は、入居の決め手となる事もありますので、意外と侮れない部分です。

また、マンション購入を検討している場合は、さらにその傾向が強く細かくチェックする傾向にあるといえます。

公共施設編

役所や病院など近くにあると便利ですが、利用頻度と緊急性によって優先順位が変化すると思います。

市役所・公民館(アピール度:★☆☆☆☆)

市役所や公民館などは近くにあると、入居後は手続きの面で非常に助かります。

しかし、日常的に利用する施設ではなく、緊急性もないので、必ずしも近所にある必要は無いと思います。

駅(アピール度:★★☆☆☆)

駅近であることは理想ですが、賃料とのバランスを考慮する必要があります。徒歩10分圏内であれば特に問題はないでしょう。

駅前不動産は単身者には人気ですが、子育てファミリー世帯にとっては、必ずしも理想的な距離感であるとは限りません。

病院/小児科(アピール度:★★★☆☆)

子育てファミリー世帯に人気の周辺施設です。

普段はあまり利用しませんが、小さなお子様がいる世帯では、まず最初にチェックする事もあります。

小児科が近くにあると、お母さんは何かと安心するものなのです。

総合病院(アピール度:★★★★☆)

総合病院が近くにあると、安心ですね。前述した、小児科は小さいお子様が対象となる施設ですが、総合病院は全ての世代が利用し、緊急性が高い時に利用する施設です。

普段は使いませんが、通院時や緊急時には近いに越したことはありません。近くにあるとポイント高いです。

自宅を購入する場合は、老後の事も視野に入れますのでさらにポイントがUPします。

教育機関編

教育機関が多い街や学園都市と言われる地域は、一般的に”クリーンな街”というイメージが持たれています。

子育てファミリー世帯目線で見たときには、高等教育機関が周辺にあるかどうかも初等教育機関、幼児教育機関の充実度が気になるという声を頂いております。

保育園(アピール度:★★★★☆)

徒歩あるいは自転車圏内に保育園が充実しているエリアはポイント高しです。

女性の社会進出が活発になり、子供を保育園に預けて仕事に出かけるお母さんがほとんどです。

自宅の近所や通勤途中に保育園があるととても助かるという声をよく耳にします。

また、それに伴い、待機児童の問題に対して行政が積極的に取り組んでいるエリアも重要かもしれません。

病児保育施設(アピール度:★★★☆☆)

この点については、賛否両論あると同時に、職場の理解度(具体的なことは割愛します)によって異なりますが、「近くにあると助かる」という声を耳にします。

病児保育施設とは、保育園で預かれない状態の子供(37.5度以上の発熱など)を預かってくれる保育施設のことを指します。

本来は、親が会社を休んだり、在宅勤務制度を活用したりする事で、解決する問題なのですが、残念ながら、仕事上まだまだ理解を得られないケースがあります。

料金は少々高額ですが、緊急時に対応してくれる施設として、一定のニーズがあります。

初等中等教育施設(アピール度:★★☆☆☆)

中等教育までは、学区制度がありますので、よほどの地方に行 居住しない限りは、徒歩圏内に学校はあります。

ですので、この点に関して深く気にする方は多くないでしょう。

高等教育施設(アピール度:★☆☆☆☆)

高校や大学が近隣にあるということ自体は、入居を決める上で、ほとんどアピールポイントになりません。

別の視点で考えると、近隣に高校や大学が点在している場合、飲食店やコンビニが充実している可能性があるのでそこに着目できる可能性が出てきます。

商業施設編

生活に必要な日用品、食品、医薬品などを販売している商業施設は利用頻度も高く、近所にあることは生活の質を高めてくれます。

コンビニエンスストア(アピール度:★★★☆☆)

24時間営業のコンビニエンスストアですが、とても便利です。実際、私自身もヘビーユーザですし、ちょっとした買い物にはとても便利です。

しかし、子育てファミリー世帯において、コンビニは必ずしも必要不可欠な施設ではありません。

一般的に規則正しい生活をする子育てファミリー世帯は、日常生活において24時間営業の恩恵を最も受けない世帯だと言えます。

また、コンビニの商品構成においても、単身世帯や共働き夫婦世帯、高齢者世帯をターゲットにしている傾向が強く、価格面においても敬遠されると考えられます。

スーパーマーケット(アピール度:★★★★☆)

これは、もう主婦の定番であり、必ずといっていいほど周辺施設としてチェックします。

最大の特徴は、生鮮食品が安く購入できるところにあります。

営業時間は、10時~20時くらいと限定されてしまいますが、子育てファミリー世帯の生活サイクルを考えれば、特に気にならない制約です。

また、最近では深夜帯まで営業してるスーパーや24時間営業のスーパーも存在しており、様々な生活層の方をターゲットにしています。

大型ショッピングモール(アピール度:★☆☆☆☆)

セブンアイ系のアリオやイオン系のイオンモールなどの大型複合施設が郊外に数多く出店されています。

これらの施設は、戦略的に郊外(車やバスなどの利用を前提としている)に出店しているため、自宅の近くにあることは特別アピールポイントになりません。

大手ドラックストアチェーン(アピール度:★★★★★)

皆さんあまり注目されないのですが、ドラックストアが近所にあるととても助かるという声は本当によく聞きます。

ドラックストアには、医薬品、日用雑貨、お酒、飲料、食品、加工食品、生鮮食品(スーパーほど充実していないが)と非常に充実した品揃えで、かつディスカウントされた状態で販売されています。

24時間営業をしている店舗もあり、利便性も極めて高いです。

言い換えると、コンビニの利便性や手軽さとスーパーの品揃えをかけ合わせたようなイメージです。

外食編

ファミレスや飲食店は近所に全く無いのも微妙ですが、あると便利という程度になります。

お子さんが喜ぶようなファミレスや、夫婦で手軽にいける回転寿司などは重宝されますね。

逆に子育てファミリー世帯においては、居酒屋などの飲食店は気にしません。逆に乱立しているような環境であれば、マイナスポイントになる場合もあります。

ファミレス(アピール度:★★★☆☆)

デニーズやガスト、回転寿司などのレストランは、近隣にあると便利です。休日などは、家族連れで賑わっているのを見ると、一定のニーズはあると推測されます。

居酒屋(アピール度:★☆☆☆☆)

居酒屋が近所にあるのは、特にメリットにはなりません。

単身30代以上であれば、ポイントは少しUPするかもしれませんが、生活に依存する施設ではないので、特に入居時のポイントにはならないようです。

あえて言うならば、入居後、近隣を散策し穴場の居酒屋を見つけて自分の贔屓の店にするのが楽しみの一つになるのではないでしょうか。

まとめ

「入居者が近隣にあると嬉しい周辺施設」ということで書かせてもらいましたが、駅から近いことだけが全てではないということです。

入居者によって、生活のリズムも異なり、利用する施設も変わってきます。

その中でも、老若男女問わず共通して利用されるのがドラックストアチェーン店だと考えます。

ドラックストアは、コンビニのような利便性とスーパーのような価格帯、豊富な品揃えといった具合に三拍子揃っていて、非常に人気のある施設です。

弊社取扱い物件でも、徒歩1分のところにドラックストアチェーンがある物件があり注目を集めています。

 弊社販売物件:レーベンハイム川口青木公園103号室 の周辺マップ

ぜひ、部屋を借りる際や、マンションや戸建てを購入する際の比較ポイントとして、「近隣にドラックストアがあるかどうか」をチェックしてみて下さい。

生活の質と利便性が間違いなく向上すると思いますよ。