遊休地を有効活用して不動産収益最大化を目指そう

PR:イーダブルジーの不動産特定共同事業「トモタク」

突然ですが質問です。

「大家の皆さまは所有している不動産の活用で収益最大化ができていますか?」

恐らく、満室経営ができている大家は「最大化できている」と思ったでしょうし、空室がある大家は「あと1戸入居者が決まれば最大化できる」と思ったに違いありません。

いずれの大家も、少しだけ視点を変えることで、さらに収益を上げられる可能性があります。

1 収益を上げる手段は家賃収入だけではない

今の時代、入居者からの家賃収入だけを期待して賃貸経営を行なうには限界があります。なぜなら、少子高齢化が加速している中で新築マンションや戸建てが次々と建設されている状況だからです。

入居者は減る一方なのに、建物は建設され続けている。特定の地域においては「売手市場」の状況にありますが、総じて厳しい状況にあります。

物件自体に磨きをかけ、競合に競り勝つための努力や工夫はもちろん大切です。

しかし、競合することから少しだけ離れ、違った視点に目を向けるような、言わば「戦わずして収益を上げるための工夫」は今後の賃貸経営において重要な戦略の一つになってくると考えます。

では、「戦わずして収益をあげる」とは一体どういうことなのでしょうか。事例を交えながら紹介していきたいと思います。

1 ビルの軒先を活用

都内一等地や駅周辺のビルの軒先は素晴らしい動線があります。

軒先のスペースはそこまで広くはないのですが、テーブル1つと人が入るスペースは確保できそうです。

このスペースは飲食店や惣菜屋にとっては、非常に魅力的なスペースになります。

昼食時に手作りの本格的なお弁当やお惣菜を販売できれば、店の売上や夜の集客の宣伝につながります。

賃貸経営者は、お昼時の2-3時間、軒先をシェアすることで収入を得ることができます。

午後の時間も別の何かに活用できれば、さらに収入が入り理想的な展開です。

2 ビルの屋上スペースを活用

天気のいい夏の夕方は、ビルの屋上はビアガーデンとしてのニーズがピークに達します。まさに懇親会などのトップシーズンです。

イベント企画会社や飲み会幹事などは、常にこのようなスペースを探しています。

例えば、夕方~夜の時間帯にビルの屋上スペースを貸し出すことで、非常に大きな収益に繋がるでしょう。

また、イベント企画会社やケータリング会社などとの提携で不動産をプラットホームとしたビジネスの可能性が広がるかもしれません。

3 アパートの空きスペースを駐車場として活用

アパートや戸建ての空きスペースを駐車場として貸し出すのもアリです。

週末の興行やスポーツの試合は家族連れで訪れることも多く、駐車場のニーズは非常に高まります。

コインパーキングやオフィシャルパーキングではなく、駐車できればどこでも構わない、という一定のニーズが存在しますので、相場を意識しながら価格設定をすることで収入につなげることができます。

実際、サッカーのJリーグの試合などでは、戸建てやアパートの余った土地が駐車場として貸し出されていて、すぐに予約でいっぱいになる盛況ぶりです。

4 アイディア次第でスペースの活用方法は無限大

今まで紹介した事例は、遊休地のメジャーな活用方法です。

これ以外にもアイディア次第で様々な活用方法が見出だせます。

  • 古着屋がフリマを出店(駐車場のデットスペース)
  • ドリンクや軽食の販売スペース(駅からイベント会場までの動線)
  • 築古の古民家でコミュニティサロンの開催(女子会、企業研修など)

普段は平凡な町も、イベント時にはそこが動線となり、一等地のような争奪戦が繰り広げられることもしばしばです。

不動産収益を上げる方法は何も入居者からの賃料だけではありません。ちょっとした工夫と日頃から動線を意識しておくこと、潜在的なニーズを探しておくことで様々なアイディアが生まれ、収益の向上に繋がる可能性が出てきます。

2 シェアリングサービスを有効活用する

実際に活用できそうなスペースがあたっとしても、そこを利用したい人を探さなければ賃貸経営者の収益には直結しません。

そこが一番の課題ではあるのですが、そんな時こそインターネットを有効活用しましょう。

ここでは、シェアリングサービスの一部を紹介します。

1 軒先ビジネス(軒先株式会社)

軒先ビジネスは、だれでも簡単にお店が開けるサービスです。いつか自分のお店を持ちたい、お教室を開きたい、といった人が軒先等を活用して実際にビジネスを行なうことができます。

週末起業やシーズナリティ販売、イベントなどのピーク時の出店など、場所と料金のニーズがマッチすれば、すぐに出店可能です。

軒先ビジネス -貸しスペース予約サイト- はこちらから確認できます。

2 軒先パーキング(軒先株式会社)

予約のできる駐車場として、目的地でのドタバタをなくしスマートな外出をサポートしています。

スポーツ系のイベントでは、小さな子供を連れて出かける事が多いのに加え、公共の交通機関での移動は疲労感が残ってしまいます。

出来ることなら車で移動したいところです。

しかし、駐車場の確保に苦労したり、相当の混雑が予想されます。

そこで、所有する不動産の空いている土地やスペースをサイトに登録することで利用者に提供することができるのです。

多くのJリーグの試合やBリーグチームの試合で利用されています。

予約のできる駐車場 -軒先パーキング- のサイトはこちらから確認できます。

3 駐車場予約アプリ akippa

軒先パーキングとサービス内容が重なる部分が多いですが、駐車場のシェアリングサービスです。

契約されていない月極駐車場や個人宅の車庫・空き地・商業施設などの空きスペースに、ネット予約して駐車でき、誰でも簡単に駐車場をシェアできます。

サービスローンチは、2014年4月と古く、駐車場シェアビジネスでは老舗的な立ち位置です。サービス知名度の高く、累計会員数も100万人を超えているため、予約が入りやすいのが魅力です。

駐車場予約ならakippa -予約できるどこでも駐車場サービス- のサイトはこちら

4 その他サービス

その他にも、多くのシェアリングサービスが世の中には存在します。

空いたスペースを提供する「スペースマーケット」や空き家を旅館として提供する「Airbnb」、店内の一部スペースを荷物の預け場所として貸し出す「ecbo cloak(エクボクローク)」などシェアサービスは多岐に渡り展開されています。

多少、費用がかかりますが、オフィスや古民家を改装して、会議室やコワーキングスペースとして貸し出したり、マンションの一室をリノベーションして撮影スタジオとして貸し出し出すことも可能です。

また、近年話題になりましたが、エリアによっては民泊として貸し出すのもアリです。(※要民泊新法に対応)

スペースマーケットAirbnbecbo cloak も人気のあるシェアリングサービスです。

所有する不動産によっては、無関係なサービスもあると思いますが、ちょっとしたスペースや遊休地を有効活用し、少しでも収益を上げるためにあれこれ考えることが、今後の賃貸経営には必要になってくるのではないかと思います。

3 ハイブリットな視点で賃貸経営を考えよう

収益を向上させるために、これからの時代はハイブリットな視点を持つ、賃貸経営者が勝ち残っていくと思います。

不動産経営の最大の強みは、その立地にあると思います。立地の強みを最大限に活かすのと同時に地域の特性を細かく把握することで様々な可能性が生じてきます。

長期的に安定した稼働を目指すのが最優先ですが、副次的な収入を得るために資産を最大限活用する努力をするべきです。

私たち賃貸管理チームは、大家の収益を最大化するために様々な視点でアイディアの提供させていただきます。

賃料を5000円上げるために費用をかけるのであれば、様々なシェアリングサービスを活用して収益を稼ぐ。そしてその収益を費用に回す。シェアリングサービスの活用で、このような素晴らしい経済循環が生まれるのではないでしょうか。