【今が買い!?】不動産投資ブーム再来の予感・・・
不動産投資ブームは終焉した。不動産投資は『オワコン投資』である。
とよく言われてますが、私はそうは思いません。
現在の日本国内の状況とこの景況感を見ると、むしろ、不動産投資のブームは過去にないくらいの勢いで到来するのではないか思ったりしています。
Contents
国内の消費動向について
まず、国内の消費動向に目を向けてみましょう。日本の消費動向は、今後ますます先細っていきます。
国内の人口ピラミットの動向を見てもわかる通り、日本は高齢化社会です。高齢者の消費意欲については、現役世代と比較して劣りますね。。。
お爺ちゃんは家を買わないですし、お婆ちゃんは車を買いません。。。そうです、高齢層の購買意欲は生産年齢層と比べて落ちるのです。
しかし、この世代は多くの貯蓄があると言われています。
2030年、2040年についてのピラミッドも見ていきましょう。
同様に高齢社会は続きます。
購買意欲が落ちるが貯蓄はある高齢者を中心に、何らかの対策を打たなければなりませんね。
カンフル剤が必要
このまま消費が衰退すると、景気が悪化し、ますます消費意欲が鈍化して景気が悪化・・・このような悪循環に陥ってしまいます。
このような状況を打破するためは強烈なカンフル剤が必要になるでしょう。
私の所見ですが、現在検討されている『現金のデジタル化』と『貯蓄税』が有効で有力な対策ではないかと思っています。
貯蓄税・デジタル課税についての詳しい説明については、ここでは割愛しますが、銀行口座にある預金額に応じて一定の税率で税金を徴収する仕組み、現金を全てデジタル通過に変換し、現在の紙幣・貨幣は使用できなくなります。
通貨のデジタル化と貯蓄税でどうなる?
貯蓄税・通貨のデジタル化については、まだ何も決定していませんが、実際に検討されていて、遅かれ早かれ実現されるでしょう。
『デジタル通貨』によって何が変わる?
通貨のデジタル化によって、何がどう変わるのでしょうか。
私は、デジタル化によるメリットは2つあると考えます。
タンス預金がなくなる
まず最初に、タンス預金がなくなります。
日本では、正確な数字は把握できていませんが、50億円程度のタンス預金があると言われています。「今後、現金は使えないので現金は全てデジタル通貨に交換して下さい」という事になれば、皆慌ててデジタル通貨に交換します。
預金額が全て把握できるようになる
通貨のデジタル化によって、全ての国民や企業・団体の預金額やお金の流れが把握できるようになります。
これをメリットというかは分かりませんが、管理上は多きなメリットがあり、ルールに基づき公平に税金の計算ができるようになります。
または、様々な不正取引が難しくなり、お金の流れが非常に明確になります。
『貯蓄税』の導入で何が変わる?
次に、『貯蓄税』についてです。
通貨のデジタル化で、全ての国民の預金残高が把握できるようになれば、『貯蓄税』の徴収が非常に簡単にできるようになります。
貯蓄の意識は希薄化し投資への意識が高まる
『貯蓄税』の導入で、私たちの貯蓄への意識が確実に薄れていくでしょう。そして、貯蓄への意識が薄れてくれば、私たちは、消費か投資にお金を回すことになります。
元々、貯蓄への意識が強い人や貯蓄がある人が、『貯蓄税』が採用された途端、現金を消費に回すことは考えにくく、投資にお金を回すことが考えられます。
投資も様々なものがあります。
株式投資、FX、債権、不動産など。
株やFX、債権については、貯蓄を増やすような要素があり貯蓄税の対象となります。
なので、多くの預金が不動産投資に流れるのではないかと考えています。
不動産の需要は高まり価格は上昇する
現在、世の中の自粛ムード、景気の悪化に伴い、消費マインドの低下に歯止めがかからない状態が続いています。
この先しばらくは、国によるサポートや給付金によって景気の下支えが実施されますが、この状態がいつまでも続くわけではありません。
何らかの対策によって、停滞している需要を喚起しなければならず、このような施策は必要になります。
現金を不動産などに投資することで、貯蓄ではなくキャッシュフローを作る動きが盛んになれば、経済は活性化され、景気も回復するわけです。
そうなると、不動産の需要が高まり、その需要が高まることで価格も高騰します。
このような未来は、今日、明日の話ではないにせよ、近い将来必ずやってくると私は思います。
現在、不動産価格は低下しており、この先更に低下するかもしれませんし、今が底かもしれません。
ただ、長い目で見た場合、これまでお伝えした通りになれば不動産価格は高騰します。
将来を考えて貯蓄をすることも大切だと言われていますが、それ以上に様々な投資にお金を回し、上手に運用することが大切だと私は思うのです。