【いったいどうなる??】羽田空港新飛行経路の運用と騒音問題について

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あけましておめでとうございます。

いつも当社の記事を読んでいただきありがとうございます。本年も皆さまに少しでもお役に立てるような情報を発信できればと考えておりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2020年は日本にとって特別な1年になりそうです。夏に東京オリンピック、パラリンピックが開催され、海外からの訪日観光客も2020年は4000万人(2019人は3100万人くらい)を突破する見込みです。

ちなみに、4,000万人というと、メキシコ、トルコ、ドイツ、イギリスに匹敵します。パリの不動産価格がもの凄い高騰している話は、以前させていただきましたが、観光大国フランスで9,000万人、スペインで8,500万人、イタリアは6,000万人程度です。(2017年の統計)

余談はこれくらいにしましょう。

オリンピック開催と訪日観光客の増加に伴い、2020年3月29日から羽田空港の新飛行経路の運用が開始され、国際線が増便されます。

それに伴い、私たちの生活に大きな影響を及ぼすことになりそうなので、少し詳しく見てみたいと思います。

Contents

羽田空港の何がどう変わる??

国際線の増便によって、飛行経路が変更されます。

具体的には今まで離着陸時には東京湾の上空を通過していたところを、市街地を通過することになるようです。

今回は、国土交通省の「羽田空港 何が変わる? 2020年羽田空港増便に向けて」を参考にさせていただきました。

従来の飛行経路(北風)

北風が吹いた場合は、

赤:到着経路、ピンク:到着経路(悪天時)青:出発経路 ※国土交通省HPより抜粋

従来の飛行経路(南風)

従来の飛行経路を見てみると、見事に市街地を避けているのが見て取れます。

羽田空港の離着陸時の飛行経路は、南風と北風が一年を通じて入り交じるため、 風向きにより異なる経路を採用しているのです。

南風が吹いた場合は、

赤:到着経路、ピンク:到着経路(悪天時)青:出発経路 ※国土交通省HPより抜粋

新たな飛行ルート(北風)

北風が吹いた場合は、木更津方面から東京湾を抜けて着陸するようです。離陸時においても、大井埠頭からお台場上空を抜けて、荒川沿いを旋回するルートと東京湾を旋回して西に向かうルートになります。

赤:到着経路、ピンク:到着経路(悪天時)青:出発経路 ※国土交通省HPより抜粋

新たな飛行経路(南風)

問題は南風が吹いた時です。

赤:到着経路、ピンク:到着経路(悪天時)青:出発経路 ※国土交通省HPより抜粋

南風が吹いた場合は、北側から進入してきます。

この際、大森、大井町付近では超低空で旅客機が飛行することになり、騒音などがかなり気になりるでしょう。様々なメディアを通じた情報になりますが、大森、大井町付近では、上空約330mを飛行するとのことで、騒音レベルがかなり気になってきます。

東京タワーの高さが336mになりますので、かなり低空を飛行することになります。

330m上空を飛行機が通過したときの音量は、掃除機の音と同じくらいだそうです。これは地上から聞こえる音になるため、高層階にお住まいの方は、更に大きく聞こえる可能性があり、ストレスを感じるのではないでしょうか。

飛行頻度について

新たな飛行経路の頻度についてです。

最も、影響を受けるパターンは、南風が吹いている時です。

この場合、新しい飛行経路となるA滑走路への着陸が約14便/時、C滑走路への着陸が約30便/時となり、B滑走路からの離陸が約20便/時となるようです。

※国土交通省HPより抜粋

飛行時間について

川崎、大田区上空を通過する飛行ルートについては、騒音問題もかなり気になりますが、一定の配慮はされているようです。

基本的には、年間約4割吹くとされている南風の時では、15時~19時のうちの約3時間に限られ、年間約6割とされている北風の時では、7時~11時半の間と、15時~19時のうちの約3時間に限っての運用となるようです。

住宅街の真上を通過する南風の時のルートについては、相当の配慮がされていることが受け取れます。15時-19時の約3時間に限定されていますので、単身世帯には影響は極めて限定的になります。一方で、ファミリー層からはやや敬遠される地域になるかもしれませんね。

品川区、大田区を地場とする不動産業者や大家にとっては、かなりナイーブな問題で、戦々恐々としているのではないでしょうか。

大阪を例に出すと、伊丹空港に着陸する飛行機は、新大阪駅上空を高度300mで北西に進入します。新大阪駅付近(淀川区)はもっと開発されてもいい気がしますが、高い建物が建てられないのと騒音の問題もあってか、街全体がやや元気がない印象があります。

羽田空港の発着陸が増便となり、訪日観光客は増えることが見込まれます。街全体が活気づきますが、大森駅、大井町駅近郊の動向はしばらく注視していきたいところです。