投資未経験の会社員は100万円貯めて『不特法商品』に投資しよう!!
同世代の30代会社員と話をすると、多くの人は何らかの投資に興味を持っていて、いつかは運用益だけで生活をしたいという青写真を描いている人が多いです。
ただ、投資や資産運用に関する勉強をする機会が、ほとんどないために、最初の一歩が踏み出せないという方が大半のようです。
今回は同じような課題を抱えている同世代のあなたに、おすすめの投資商品とその知識をお伝えしたいと思います。
タイトルが少しストレート過ぎますが、ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
Contents
投資をしていない人が圧倒的に多い
多くの日本人は、これまでお金の教育を受けてこなかった事もあって、投資や資産運用に関する正しい知識が諸外国の人と比較して乏しいのが実情です。
「日本人は投資や資産運用をしない人種である」
これはよく言われることですが、データに裏付けされた根拠がきちんとあります。
上のグラフは、2016年に日銀が発表した、日本・米国・ユーロエリアにおける「資金循環」の比較になります。これによると、家計による現金・預金の割合は日本が52.3%と圧倒的に多いですが、逆に株式投資や投資信託への投資に関しては、13.9%と圧倒的に少ないのがわかります。
この表を見る限り、日本人は貯金に積極的で、投資には消極的な姿勢であることがわかるのです。
教育の問題が大きい
これには、教育の問題が深く関わっていて、日本の教育(家庭環境含む)においては、
- 「貯金」=よいこと、まじめ、安心
- 「投資」=リスク、よくないこと、不安
といったイメージを植え付け、お金にまつわる教育を避けてきました。ですので、私たちの中に、お金=汚いものといった負のイメージが連想されてしまうのです。
お金の役割や投資の役割について学び続けることが重要
私たちは、このような状況を打破し、一歩先をゆく考え方を身につける必要があります。投資や資産運用を通じて、『物質・精神ともに豊かになり、心身リラックスした状態で日々暮らしていく』ことを目指していくべきなのです。
投資や資産運用をすることは、お金を増やすこと自体が目的ではないと私は考えています。
資産運用や投資活動で増やしたお金を”どのように使い、日々の生活や人生を豊かにしていくか”が重要なのではないでしょうか。
あなた自身が亡くなる時の話をさせていただきますが、お金自体は、”あの世”に持っていくことはできません。相続や寄付などを通じて、次の世代の豊かさに寄与することはできますが、あなた自身の直接的な財産にはならないのです。
ですので、お金自体には何の意味もないことを知っておく必要があると私は考えています。
これからでも遅くない投資や資産運用
投資や資産運用については、早く始めるに越したことはありませんが、今からのスタートでも決して遅いことはありません。
あなた自身のライフスタイルや月々の生活費などを勘案しながら、投資に回すことができる金額を捻出していきましょう。
投資のポートフォリオについて悩んでいる方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。
『72の法則』をご存知ですか?
これから投資を始める方は『72の法則』を意識してみてはいかがでしょうか?
『72の法則』とは、「複利計算お金が2倍になる期間がわかる計算式」のことを指します。計算式は以下のようになります。
72÷年数=金利
例えば、100万円を金利5%で運用すると、何年で2倍になるかを考えてみましょう。
計算式に当てはめると、[72÷X=5]すなわち、X=72÷5で14.4年で2倍になる計算です。
つまり、100万円を金利5%で運用した場合、14.4年で2倍になるのです。これは、複利計算(利子にも利子がつくということが前提)になります。
効率的に資産を増やすにはどうすればいい?
効率的に資産を増やしたい場合は、できるだけ、早い段階(若い段階)から投資や資産運用を行うか、元本を増やすかのどちらかです。
村上世彰さんという投資家をご存知でしょうか?村上ファンド事件などもあり、あまりいいイメージを持たれていない方もいるかもしれませんが、彼は投資家だった父親から大学生までの小遣いとして100万円を渡されて、大学を卒業する頃には1億円にしたことは有名な話です。
彼の父親は投資家だったことで幼少期から、投資家のマインドセットみたいなものを叩き込まれていたのでしょう。
なお、金利の高い商品に投資をすれば、効率的に資産を増やすことができますが、その分元本割れのリスクも高いため十分注意が必要です。
鋭い方はお気づきかもしれませんが、資産形成をきちんと行うためには、金融や会計、投資などに関する知識を上手に取り入れ、情報収集を怠らないことが重要になります。
身の回りで資産運用をしている方や投資家の方がいらっしゃるようでしたら、積極的に話を聞いてみるのも一つかもしれませんね。
会社員は『不特法投資』にチャレンジしてみよう
私たちは不動産関連の業務に従事していますので、資産形成の選択肢の一つとして、不特法投資を推奨しています。
本記事のタイトルにもある通り、ズバリ、会社員の方は早い段階で2-3ヶ月の生活費とは別に100万円を貯めて『不特法投資』をすることを推奨します。
不特法投資は、家賃収入を配当の原資にしているため安定した取引が見込めます。また、優先出資枠と劣後出資枠に切り分けられており、不動産の評価損については劣後出資から切り崩すためリスクが軽減されるのです。
また、利回り(金利)についても、J-REITの4.6%をベンチマークしているため、5%前後の商品が多く、決して悪くない利回りの商品が多いのも魅力になります。
数年前は、会社員の方をターゲットにしたワンルームマンション投資がブームになりましたが、運用面が難しい点と販売会社の利益主導型の商品も多く、長期投資には向かないと個人的には感じていました。
そういった意味で『不特法投資』は、運用期間が3-5年程度と短いため参入しやすい商品だと言えるでしょう。
不特法投資は、是非オススメしたい投資です。