不動産投資で失敗しないために知っておくべき5つのこと

不動産投資で失敗をしないために知っておくべきことをご紹介します。

『不動産投資=儲かる』や『不動産投資=お金持ち』のようなポジティブなイメージを持たれている方が多いと思いますが、その一方で、陽の目を見ない不動産投資に失敗した投資家も数多くいるという現実を無視してはいけません。

これから不動産投資を始めようとしている投資家に対して、不動産投資に対するネガティブな考えを植え付けているわけではありませんがそのリスクに対して十分な理解を得ないまま不動産投資を始めるべきではないということは確かなことです。

  • 不動産投資に関する情報収集
  • 物件選び(情報収集含む)
  • 資金準備
  • 経営に関する勉強
  • 管理会社選び

今回は、不動産投資で成功していただくためにぜひ知っておいていただきたい5つのことをご紹介します。

不動産投資に関する情報取集

不動産投資に関する情報収集は多角的に行なうべきです。

様々なブログや動画で成功している不動産投資家の話を聞くと、彼らが共通して言っていることは『情報収集の大切さ』です。

この期間は1年から、長い人で3年という人もいます。

書籍、インターネット情報、セミナー、投資家の声など多岐に渡って収集することができます。

一冊の書籍、不動産投資家のブログや動画など、あなたにとって最適な方法で構いません。不動産投資に関する情報収集の第一歩目を踏み出して下さい。

物件選び

物件選びについても慎重に行なう必要があります。

不動産投資で失敗しないためには、物件選びがカギを握ると言われています。

初めて不動産投資をする人が、売主から直接購入できることは稀です。

基本的には仲介会社を通じて購入することになります。”いい物件”を紹介してもらうためにも、仲介会社とビジネス的に良好な関係を築く必要があります。

具体的には、近い将来不動産投資をする意思があるということを伝え、希望する物件の条件などを事前に伝えておくことです。ここで変な見栄や嘘をつかず、現状を正直に伝えることで仲介会社もサポートしてくれる可能性は高くなると思います。

資金の準備

不動産投資は原則的に、銀行からお金を借りてスタートします。

利回りなどを確認したところ、計算上は家賃収入から元金と利息、様々な諸経費を払ったとしても利益を出すことができる構造だとしても、不動産投資には想定外の経費が発生するものです。

『自己資金ゼロで始められる不動産投資』のようなキャッチーな謳い文句は、一見魅力的に思えてしまいますが、自己資金の準備はきちんとしておくべきです。たとえ、全額を借入資金によって不動産投資を始めるとしてもです。

自己資金は物件価格の2割~3割は最低でも準備しておき、さらに不測の事態に備えて余裕資金を準備しておくべきです。

極論ですが、資金の準備がしっかりしていれば、万が一の時にリカバリーができます。逆に、”カツカツ”の状態で不動産投資を始めてしまうと、様々な局面において最適なアプローチができなくなってしまいます。

経営の勉強

不動産投資は投資ではなく経営だという人も多いです。賃貸経営であり”大家業”という一つの商いになります。

当然、税金対策や設備投資、金融機関との交渉、業者対応といった、様々な局面において経営的な判断が求められます。

経営の勉強については不動産投資を始めてからも尽きることはないでしょう。ですが、不動産投資を始めてから経営的な要素の多さに気づいて驚いているようでは、後手後手の対応に終始してしまいます。

経営では、どのようなことが起こり得るのかを事前にシュミレーションしておくことが大切です。

経験したことのないことを想定することはとても難しいとは思いますが、知識としてだけでも取り込んでおくようにしましょう。

管理会社選び

オーナー管理するのであれば、管理会社を選ぶ必要はありませんが、不動産投資を今後一つの事業として展開していきたいと考えている場合は、1つ目の物件から管理会社に管理を依頼することをおすすめします。

管理会社の仕事は多岐に渡りますが、その中でも空室対策に強い管理会社を選ぶようにします。

中には、販売会社が管理条件付きで物件を販売しているケースもありますが、そのような場合は少し慎重に考えた方がよさそうです。できれば、知り合いの不動産業者やセカンドオピニオンなどを通じて相談してみるのもいいかもしれません。

管理会社選びのポイントとしては、賃貸管理を専門に行っている会社や部署があるところに相談してみることです。そのような会社や部署があるということは、それだけ難易度が高い仕事で、片手間ではできないということを意味しています。

不動産投資の準備の際に、管理会社から探してみるのも一つの手です。地域の情報や不動産に関する知識も備えていますので、いいビジネスパートナーになるかもしれません。

準備期間をきちんと設けること

不動産投資を始めるには準備期間が必要だということを覚えておきましょう。

準備期間は長ければいいという事でもありませんが、全てにおいて知識がゼロであるなら、少なくとも1年は準備をした方が間違いないと思います。

あなたの周りに、会社を経営している人やこれから起業しようとしている人はいないでしょうか。もしいれば、ぜひ話を聞いて見て下さい。

  • 事業を始めるためにどれくらいの期間準備をしたか
  • 事業を始めるためにいくらくらい資金を準備したか
  • 事業を始めるためにどれくらいの期間学習をしたか

不動産投資も同じだと思います。

会社からの安定した収入があれば銀行からの融資でなんとかなるといった”融資審査の可決ありき”で不動産投資を始めてしまう投資家もいるようですが、これには賛成できません。

しっかりとした準備を行ない不動産投資で失敗する可能性を極力下げて、盤石な状態を作ることが重要になります。