ソーシャルレンディングとは?不動産クラウドファンディングとの違いも解説

ソーシャルレンディングとは アイキャッチ

ソーシャルレンディングは、最近とっても流行している投資のやり方です。不動産への投資もできたり、投資先もいっぱいあります!

そんな投資方法が気になる人に向けて…この記事では、ソーシャルレンディングについて詳しく解説しちゃいます。ソーシャルレンディングが「気になってる」という人は、ぜひぜひ参考にしてくださいね!

目次

ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディング 仕組み

ソーシャルレンディングとは、クラウドファンディング形式でお金を集めちゃう投資方法です! インターネット上で投資をしたい人と、お金を集めたい企業をつなぐサービスとなります。

日本では、2008年からソーシャルレンディングが始まっていますよ。なので、割と新しい投資方法になりますね。参加できる企業は、法律で決められたさまざまな登録をしなければいけません。

日本のソーシャルレンディングの市場規模は、なんと2020年で約4,500億円を超えています!右肩上がりの市場なので、現在はもっと伸びてると予想されます。

ソーシャルレンディング先進国のアメリカでは…市場規模は2015年で約2.5兆円!!国際規模で見ると、投資チャンスがたくさんあるのもポイントですね。

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングとの違い

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングとの違い 比較表

ソーシャルレンディングって何だろう?不動産クラウドファンディングと違うの?という疑問がある人も多いですよね。ここからは、ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングにどのような違いがあるのかを詳しく解説しちゃいます!

違い①分配金の内容

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングは、分配金…つまりもらえるお金の種類が違うんです。

ソーシャルレンディングは、みんな(個人)から集めたお金を、さらに別の企業に提供します。お金を受け取った企業が、それを元手に不動産などを運用し、利息分(返済)が分配金になるという仕組みです!

一方、不動産クラウドファンディングは、みんなからお金を集めた企業が不動産を運用してくれます。その運用でプラスになった利益を、お金を投資したみんなに分配してくれます!

違い②投資の対象

ソーシャルレンディングは、不動産以外にもさまざまな投資できる商品があります。例えば、飲食店だったり、システム開発だったりも投資対象になったりしてます!

不動産クラウドファンディングの方は、名前のとおり不動産の運用のみが投資対象です。お金を集めた企業が、それを元手に不動産を買ってくれます。そして、それが投資対象になるわけです!

違い③優先劣後方式の有無

不動産クラウドファンディングには、みんなのお金を守ってくれるシステムがあります。それを「優先劣後方式」と言います!

このシステムは、もし不動産の投資が失敗して損しちゃったときに、まずは企業が出したお金から補填をしてくれます。なので、みんなのお金はできる限り守られる安心感が高まるシステムです!

しかし、ソーシャルレンディングにはこのようなシステムがないので、それを分かったうえで投資をする必要があります。

違い④投資先情報の開示

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングでは、実は適用される法律が違うんです。

ソーシャルレンディングでは、情報を開示すると新しく「貸金業の登録免許」が必要になっちゃいます。そのため、ソーシャルレンディングは投資先の情報を隠していることが多いのです。

不動産クラウドファンディングは、不動産の情報を見ながら投資できるのがメリットですね。

違い⑤不動産事業の主体

ソーシャルレンディングは、他の人にお金を貸す融資事業なんです。なので、事業のメインとなるのは融資先の対象(企業)になります。

不動産クラウドファンディングは、お金を集めた企業そのものが主体です。不動産事業のひとつなので、企業が利益が出るまで管理をしてくれますよ。

ソーシャルレンディングのメリット

ソーシャルレンディングのメリット イメージ

ソーシャルレンディングは、他のサービスに負けない魅力がある投資方法なんです。ここでは、そんなソーシャルレンディングの主なメリットを4つに分けて紹介しちゃいます。

利益を安定して得られる

ソーシャルレンディングは、融資先の利息分からみんなの利益(分配金)がゲットできます。基本的に、ソーシャルレンディングの利息分は変動しないので、安定した利益が獲得できちゃいます!

不動産クラウドファンディングは、運用実績で利益が変わるので、ときには元本割れするリスクも…。その点、ソーシャルレンディングは貸付したら利息分が確定!利回りも5~6%とハイリターンなのも、うれしいポイントですね。

投資後の手間がない

ソーシャルレンディングで投資をスタートしたら、その後何かする必要はありません。なんと、寝ながらでも分配金が獲得できちゃいます!

投資したら、あとは運用する企業などが全てやってくれるので、ほったらかしで大丈夫です。運用の知識がなくても、これなら手間が少なくて便利!本業がある人でも、気軽にソーシャルレンディングができちゃいます。

まとまった資金がなくても投資ができる

ソーシャルレンディングのなかには、なんと1万円から投資ができるものもあります!まとまったお金がなくても、ちょっとしたお金で投資ができるのはうれしいですね。

株式投資よりも利回りが良い案件もあるので、より高い利益が見込めるのもポイント!投資が初めてという人でも、スタートが切りやすくなっていますよ。

担保付の案件もある

ソーシャルレンディングには、私たちのリスクを減らす担保付の案件もあります。担保付とは、融資した事業者が損失を出してしまったとき、担保を売って投資したお金を回収する案件のことです。

なので、万が一のことがあっても、投資資金が戻って来る可能性が高まります!無担保案件よりも安心感があるので、投資初心者の人でも安心感がありますね。

ソーシャルレンディングのデメリット

ソーシャルレンディングのデメリット イメージ

ソーシャルレンディングには、たくさんのメリットがあるので、初めて投資をしたい人にもピッタリです。でも、良いことばかりではありません…。ソーシャルレンディングのデメリットを学んで、始める前にリスクなどを考えておきましょう。

流動性が低くなる

ソーシャルレンディングは、利益が出たらすぐに手元に入るわけではないんです。あらかじめ運用期間が決まっており、その間は基本的に利益を引き出すことができません!

さらに、途中解約もできないので、お金の流れが遅い投資方法になります。お金がすぐに欲しいという人には、あまり向いていない投資方法といえるでしょう。

ときには、早期償還をする(運用期間より早めに利益がもらえる)こともあります。ただ、早期償還をするときは想定した利益よりも少なくなることが多いんです。

新興市場ゆえのリスクがある

ソーシャルレンディングは、まだ歴史が浅い投資方法です。なので、法整備や規制がちょっと甘い部分もあります。

なかには、行政処分を受けた企業も複数あるため、まだまだリスクが多いジャンルと言えます。ソーシャルレンディングの事業者、貸付先が倒れるおそれもあるので、慎重な判断をしてください!

ソーシャルレンディングがおすすめの人

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ソーシャルレンディングは、新規参入者がいっぱいやってくる人気の投資方法です。そんなソーシャルレンディングがおすすめの人は一体どういう人なのか?当サイトがおすすめするのは、以下のような人です!

  • 投資できるお金が少ない人
  • 投資に手間をかけたくない人
  • 不動産以外にも投資をしたい人

ソーシャルレンディングの投資先は、さまざまなジャンルがたくさんあります。なので、自分が興味がある分野を応援できちゃいます。

お金をただ増やすだけではなく、気になるものをいっぱいサポートできるのも、ソーシャルレンディングの良いところです!

ソーシャルレンディングと他の投資法の違いを理解して利用しよう

ソーシャルレンディング イメージ

ソーシャルレンディングは、不動産だけじゃなく、他のジャンルにも投資可能です。利回りが高い案件が多いので、たくさんの利益をゲットしたい人にもおすすめ!

よく比べられる不動産クラウドファンディングとは、さまざまな面で異なります。どちらが良いのか考えて、自分にピッタリな投資方法を見つけてみてください!

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