【今、最もアツい投資!?】不動産投資型クラウドファンディングについて解説します

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不動産投資型クラウドファンディングをご存じでしょうか。不動産投資型クラウドファンディングの台頭で、私たち個人投資家の動きはどのように変化して、投資家の裾野はどのように広がるのかを予測してみたいと思います。

クラウドファンディングとは?

まずは、クラウドファンディングについてご説明させていただきます。

最近では、インターネットを活用した新たな資金調達の手段として、広く認知されてきてきました。運営側もクラウドファンディングを上手に活用することで、金融機関に頼るとのなく資金を集めることができたり、新規事業のリスクヘッジやマーケティングにも応用可能です。

クラウドファンディングは様々なタイプがあり出資目的に応じて最適なものを選ぶことができるのも出資者にとっては魅力の一つです。

種類は「投資型」と「非投資型」の2種類

クラウドファンディングには、「投資型」と「非投資型」の2種類のタイプがあります。

クラウドファンディングには様々な種類があるので自分にあったものを選ぶ必要がある

「投資型」は、出資をすることで何かしらのリターンを得ることを目的とするタイプになります。

一方で「非投資型」は、何かしらのリターンを求めるのことはなく、純粋に応援する気持ちだけで成り立つモデルです。それぞれ特徴があり、出資する意図やリターンに対する考え方によって、いくつかの種類に分類されます。

資金を提供する側の視点で見た場合は、『自身の投資目的と合致しているか、プロジェクトへ賛同できるかどうか」について、しっかり判断する必要があるのです。

金融型クラウドファンディング

「金融型クラウドファンディング」は金銭的リターンを得ることを目的としたものです。

金融型は、投資者は出資に対して金銭的なリターンを受け取ります。投資案件は大口から小口まで様々、投資方法についても様々なタイプがあるのです。

投資家を探している人と投資先を探している人が、資金を通じてマッチングするためのプラットフォームとして注目されているのです。

投資型クラウドファンディング

投資型とは、ビジネスに対して出資を募り、出資者は、そのビジネスによって生じた利益を出資額に応じて分配金を受け取ります。投資型クラウドファンディングの場合、ビジネスが計画通りに推移し、成功することによって配当を得ることができますので、事業計画や収支イメージをしっかりと把握する必要があります。

金融型の場合はこの「投資型」のタイプが圧倒的に多いです。

融資型クラウドファンディング

融資型は個人からお金を集めて、融資する仕組みです。原則、募集を開始した時点で利率が決まっていて、毎月金利が支払われます。

これは、資産運用の側面があり「ソーシャルレンディング」とも言われます。

前述した投資型との違いは、簡単にいうと「出資」と「融資」の違いになり、リターンとリスクの違いです。

「出資」タイプの場合、リスクが高くなりますが、リターンも期待できます。一方、融資型の場合は、リスクは低くなる分、リターンも低くなるといった特徴があります。

株式型クラウドファンディング

株式型は、出資者がリターンとして「出資先企業の株式」を受け取ることができます。IPOを視野に入れている企業などであれば、前向きに検討できる出資方法です。

ただし、この手の案件はその特性上、クローズドな場での取引が多いので実態としてはあまり多くはありません。

購入型クラウドファンディング

これまでお伝えしてきたタイプが「投資型」であるのに対して「寄付型」のタイプも存在します。

「購入型」クラウドファンディングは「非投資型」タイプの一つです。

例えば、アイディアを形にした開発商品を広く世の中に広めたいと考えているようなプロジェクトに対して、その商品や関連商品を購入することでプロジェクトをサポートする仕組みです。

寄付型クラウドファンディング

「非投資型」である「寄付型」のクラウドファンディングは、集まった資金は全額寄付をすることになりますので、支援者にリターンはありません。

プロジェクトの発案者も純粋な社会貢献を目的としているため、多くの人が賛同し金額も集まりやすいものになっています。

不動産投資型クラウドファンディングとは

それでは『不動産投資型クラウドファンディング』とはどのようなサービスなのでしょうか。当社では、不動産特定共同事業のトモタクを運営しているせいか、不動産投資型クラウドファンディングは、非常に注目しているサービスです。

不動産投資型クラウドファンディングの特徴

不動産投資型クラウドファンディングは、インターネットを通じて投資家から集めた資金をもとに不動産運用を行い、運用益や売買差益を分配する仕組みです。

1万円~投資が可能な点で、通常の不動産特定共同事業との差別化を図っています。

不動産投資型クラウドファンディングは投資家の裾野を広げるか?

これは、間違いなくイエスです。

1万円から投資が可能である」という点はとても魅力的です。

少し話が逸れてしまいますが、少額からスタート可能という点において私は米国株式市場のルールを思い出しました。

アメリカ株は、日本株と比べて単元株制度がありません。日本株の場合は、100株単位でしか取引できないため、株価が10,000万円なら100万円、1,000円なら10万円といった資金が必要になります。

一方、アメリカ株では、全ての株を1株から購入することができるため、数十ドル、数百ドルといった少額から投資を始めることができます。

数千円~数万円の余剰資金があれば、株式投資にお金を回すことができ、毎月の積立感覚で株式投資が可能です。

これは、まとまった資金がないことで投資ができないという機会損失を防ぐ役割を果たしていると思います。

不動産投資型クラウドファンディングも同じです。

1万円から投資ができるということで、投資家の裾野を広げる役割を果たしています。もちろん、1万円の投資では配当も少額でしょう。しかし、それを積み重ねることによって大きな力になることも事実なのです。

今月は5万円余剰資金ができたから、投資に回してみよう!

このような投資家の受け皿としても機能するのです。

不動産投資型クラウドファンディングのメリット

景気やデフレの影響を受けにくいと言われている不動産投資ですが、不動産投資型クラウドファンディングにでは、不動産特定共同事業における様々なメリットを踏襲しているのです。

運営会社によって、サービス内容は様々ですが一例としてご紹介します。

優先劣後出資

ほとんどの出資商品に対して、優先劣後出資は付帯しています。優先劣後出資とは、不動産の売却時などに評価額が下落した際に、その下落負担を劣後出資分から被るという出資時のルールです。これにより、出資者(優先出資者)の元本の保全姓を高めることに繋がるのです。

マスタリース契約

家賃収入を配当の原資としているため、空室の発生はある種の命取りになりかねません。

投資家の配当の確実姓を担保するために、マスタリース契約を導入することで第三者による賃料保証をします。これによって賃料収入が保証され、配当の確実性がより高まるのです。

信託銀行の活用

信託銀行を活用することで、未投資資金を集めることが可能になります。これにより、運営会社には、投資資金を効率よく集めることができるというメリットがあります。未投資資金がどれくらいあるのかを把握することができるので、商品を組成する際の参考にもなります。

また、未投資資金を分別管理することで、投資家の資金を安全に管理することができるのです。

不動産投資がより身近な存在に

実物不動産投資には、収益不動産投資、不動産特定共同事業、不動産投資型クラウドファンディングといった投資商品が存在します。

ごく一部の投資家にしかできなかった収益不動産投資から、より多くの人が投資可能な不動産特定共同事業や不動産投資型クラウドファンディングにシフトしつつあります。

特に、若者層の投資に対する意識が高まっている中で、少額からでもスタートできる投資商品は、今後ニーズが大きくなることは間違いありません。


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