リスクの少ない不動産投資に注目!不特法投資の3つのメリットについてご紹介します
投資の王道といえば『不動産投資』を思い浮かべる人が多いと思います。いつかはビルオーナー、マンションオーナーになりたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
不動産投資には、華やかなイメージもある反面、厳しさや難しさも多くあり、一筋縄にはいかないのが現実です。
一方で、手軽に不動産投資に参加できる商品があるのをご存知でしょうか。
不動産特定共同事業への投資です。
通称『不特法投資』と言われていますが、この『不特法投資』には、不動産投資にはない違いやメリットがあります。
今回は、不特法投資のメリットについてチェックしていきたいと思います。
不動産投資と不特法投資の違い
まずは、不動産投資と不特法投資の違いについて説明させていただきます。
不動産投資とは
不動産投資とは、投資家が実際に不動産を購入して、その不動産を実際に経営するところからスタートします。
投資家は大家になり、不動産管理会社や仲介会社を通じて入居者を募集します。そこには、広告費や修繕回復に関する費用などが発生し、家賃収入や自己資金の中からその経費を賄うのです。
経営する物件の規模(一棟収益なのか区分なのか等)にもよりますが、賃貸経営にまつわる業務が発生しますので、手間と経費が発生し、そこには最終的な責任が伴うのです。
さらに、多くの投資家は金融機関の融資によって不動産を購入します。融資による収益不動産の購入は自己資金が必要ない反面、金融期間への返済が伴いますので、ある意味リスクとして考えられるのです。
勿論、途中で”バイアウトする”という方法もありますが、借り入れを返済できる資金をそれで確保できるとは限りません。
そういった意味で、不動産投資を開始する際には、事前に正しい知識を得る必要があり、信頼できる業者と付き合うことが重要になってくるのです。
不特法投資とは
不特法投資の場合、投資家は実際に不動産を購入せず、不動産特定共事業者が運営している、小口化不動産商品を購入します。
不動産の所有権は事業者にあり、投資家は不動産経営をすることはありません。
投資家は、一口1万円、10万円、100万円など出資した金額に応じて、年利で5%前後の配当を受け取ります。
運用期間については3年程度と短めで、元本割れ等がなければ投資金額が償還されます。償還された元本は次の不特法投資に回すこともできますし、別の投資に回すことも可能です。
1回の投資期間が短いので、実物不動産よりも高い流動性がある点が魅力です。
出資金額の元本保証については、出資法違反になりますので商品の元本保証はありません。
とはいえ、元本割れを一度でも起してしまうと、投資商品を販売する会社としての信用を著しく毀損してしまうため不特法事業者は、劣後出資の割合を高めたり、関連会社とのサブリース契約を締結したりすることで手厚い投資家保護の施策を取っているのが実情になります。
不特法商品の3つのメリット
不動産投資と不特法投資の違いを説明させていただきました。不当法投資の3つのメリットをご紹介します。
少額から始められる資産運用
不特法投資は少額からスタートできる資産運用です。生命保険などによくある『積立型の投資』でもありませんので、固定費がかさむこともありません。
年齢制限なども特になく(20歳未満、80歳以上は応相談)それぞれの状況に応じて資産運用を始めることができます。
ですので、ご自身の資産状況に応じた、マイペースな投資ができるのが魅力です。
投資商品の運用期間を確認してみて下さい。その期間における資金の使用使途が特段なければ、銀行に預けておくより、ずっと効率的に運用することができます。
銀行より高い収益性、株式投資より高い安定性
投資利回りの観点からもチェックしてみましょう。
現在、定期預金の金利は0.002%(キャンペーン金利を除く)、普通預金の金利は0.001%だと言われています。低金利=安定性というイメージがありますが、このような低金利下においては、金融機関にお金を預けること自体がリスクといいますか、出し入れなどを伴うと手数料が高くついてしまいます。
元本割れという概念はないかもしれませんが、実質資金は目減りしていくでしょう。。。
不特法商品においては、年利5%、運用期間3年の商品に100万円を投資した場合、3年間で15万円の利息(単利計算で税引前)がついてきます。かなり効率的に資産運用ができます。
一方で株式投資やFXとの比較をした場合、その『安定性』が目立ちます。
株式投資やFXにおいては、利回りは市場価格によって大きく変動します。デイトレードについては割愛しますが、3年間で資産価値が倍以上になるケースもザラです。一方で、企業の業績や為替変動によっては資産価値は半減したりと、とても難しい投資だと言えます。
株式投資を資産運用として考える場合は、投資信託会社に方向性を共有した上で一任したり、投資先を上手に分散するなどしてリスクヘッジをかけるようにする必要があります。
不特法投資は各投資商品と比較した場合、その安定性と収益性が最大の魅力なのです。
資産の流動性が極めて高い
個人的には、資産の流動性が高いのが魅力なのではないかと思っていて、資金に余裕がない人にとっても資産運用が身近なものになるのではないかと考えています。
不特法投資の特徴として、少ない自己資金で短い運用期間から投資ができる点が挙げられます。
余程、資金にゆとりがある高齢者や投資家を除き、多くの人が限りある資産をどのように運用するかに頭を抱えているのではないでしょうか。
投資したはいいものの、数年後にまとまった資金が必要になる人や、預貯金にゆとりがないため、長期的な資産運用を避けている方もいらっしゃると思います。
そういった方にとっても、運用期間が3年程度となる不特法投資は、短い機関でも効率的に資産運用ができるため、メリットはあるのではないでしょうか。
手元に資金があまりない方にとっては、固定資産の割合が高いのは不安が残ります。3年の運用期間となるため、厳密に言えば固定資産となりますが、他の投資商品、特に不動産投資と比較して流動的であることは間違いありません。
また、預金金利が4%-6%あった時代を知っている方にとっては、その魅力を感じているため不特法投資のイメージがつきやすいと思います。
不動産投資を勉強すればその魅力に気付くはず
不動産投資について、勉強している方も多いと思いますが、不動産投資を勉強すればするほど、不特法投資の魅力に気が付くはずです。
不特法投資には、不動産投資にはない魅力、流動性、安定性、少額からスタートできる点があります。また、実際に賃貸不動産を経営することもありませんので、その”手離れのよさ”にも気がつくと思います。
不特法投資について色々と学びたい方は、不動産投資について学習し、その違いなどを確認するのが適しているかもしれません。
私たちは、不動産投資を知り、不特法投資について学習することで、よりハイレベルな投資家を目指すことが成功への近道なのではないでしょうか。