所有する不動産を部分的に売却したい人必見 | 不動産クラウドファンディングでは資産の部分的な売却が可能です

不動産投資をしていると、様々な問題に直面します。

その問題の一つとして『不動産の現金化』があります。

世の中の動きや景況感が大きく変化するタイミングでは、現金を保有しておきたいと考える人や流動性の高い商品として資産を持っておきたい、さらに底値を見極めてそこに集中投資したいと考える人が一定数います。

しかし、不動産投資に使われたリソースは流動性が低く、最終的な評価額も売買契約を締結して、入金がされないと分かりません。

売却方法によって、そのスピード感は大きく異なります。

希望する金額で売るには時間がかかり、流動性を求める場合、価格は希望価格には届かない可能性がある、ということをきちんと理解しておきましょう。

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不動産投資が流動性が低い投資であることに気づき後悔する人が多い

不動産投資が流動性が低い投資であることに気づき後悔する人が多い

『不動産投資を始めて後悔していること』のランキング上位に頻繁に出てくるのが、売却に関する様々な問題です。

具体的には以下のようなことが挙げられます。

  • 売却価格が想像以上に低い
  • なかなか売却先が決まらない
  • 売却しても融資の残債が返せない

不動産投資も一つの事業になりますので、きちんと事業計画を立てて、入念な下調べやベンチマークをする必要があります。

それでも、不動産投資はその性質的に流動性の低い投資であると言わざるを得ません。

「急遽、500万円の現金が必要になった」

このようなケースに対して柔軟でスピーディーな対応は難しく、また、所有している収益物件の価値が3,000万円だとしても、部分的に引き出すようなことは出来ないのです。

この点が、後述する不動産クラウドファンディングとの大きな違いになります。

不動産クラウドファンディングでは流動性の高いポートフォリオが構成可能

不動産クラウドファンディングでは流動性の高いポートフォリオが構成可能

『不動産投資における流動性の低さ』があなたにとって、投資を始めることができない問題点だとすれば、不動産クラウドファンディングに投資をすることによって、その問題は解決されます。

不動産クラウドファンディングとは、分かりやすくいうと少額から始められる不動産投資です。

従来の不動産投資では、不動産そのものを購入しなければならず、資金の流動性は担保されません。

一方で不動産クラウドファンディングの場合は、少額から投資を始めることが可能です。ですので600万円の投資可能な余剰資金があった場合、以下のように投資してあなたのポートフォリオを構成することができます。

  • 不動産ファンドAに対して50万円
  • 不動産ファンドBに対して50万円
  • 不動産ファンドCに対して200万円
  • 不動産ファンドDに対して150万円
  • 不動産ファンドEに対して150万円

売却する場合も同じです。

例えば、投資金額のうち300万円を現金にしたい場合には、不動産ファンドA、不動産ファンドB、不動産ファンドCをそれぞれ売却して現金化すればよいのです。

  • 不動産ファンドAに対して50万円→償還する
  • 不動産ファンドBに対して50万円→償還する
  • 不動産ファンドCに対して200万円→償還する
  • 不動産ファンドDに対して150万円→再組成されたら継続。他のファンドに投資
  • 不動産ファンドEに対して150万円→再組成されたら継続。他のファンドに投資

ただし、不動産クラウドファンディングの多くは原則、途中解約ができません。そのタイミングには十分注意が必要です。

例えば、運用期間の終了のタイミングを揃えたり、出資元金が償還されるタイミングが定期的に来るように投資すると、定期的に判断をすることができますので、出資するタイミングを上手に工夫してみて下さい。

不動産投資の”手堅さ”と出資元金の”流動性”の合わせ技で出資しやすい投資商品に

不動産投資の”手堅さ”と出資元金の”流動性”の合わせ技で出資しやすい投資商品に

不動産クラウドファンディングは、不動産投資の手堅さと元金の流動性といった、投資家にとってメリットになる部分を合わせ持った投資商品だということが言えます。

既にご存知の通り、不動産投資は景気に左右されにくい投資と考えられ、預金、債券、株に次ぐスタンダードな投資です。スタンダードな投資ということは、手堅い投資という解釈をすることができますが、課題もあります。その一つが流動性であり、それを見事に解決してくれるのが不動産クラウドファンディングということになるのです。

運用期間は、1年~3年程度が主流で不動産投資の枠組の中では短期的な投資として捉えることができます。

こういった要素を包括的な視点で考えると、手堅く、流動性に富んでおり、投資家にとっては参入障壁の低い投資商品だと言えます。

不動産を”部分的に”売却できるのはアツい!

不動産を”部分的に”売却できるのはアツい!

”部分的に売却できる”というのはあくまで解釈上の話になりますが、この特徴は投資家にとっては非常に”アツい”話だと思います。

投資は長期的に行ってこそ効果が出る、ということは誰もが理解できる部分ですが、机上通りに事が進まないのが現実です。

そのような状況に備えて、柔軟性やリスクヘッジできる部分はある程度残しておきたいところ。不動産クラウドファンディングは、そのような事情を考慮した最後の砦なのです。

現物不動産に投資をしている場合、現金が必要になった場合は、一棟丸ごと売却して現金化する必要があります。それをしてしまうと、全ての投資チャンスを失うことになってしまいます。

それはそれで大きな機会損失です。

全てを売却する必要はない状況において、不動産を部分的に売却できるということは、私たち一般投資家にとっては”最後の砦”のような投資商品なのかもしれませんね。

まとめ:『不動産300万円分売ります』が可能だということ

話をまとめると、不動産投資と不動産クラウドファンディングでは、急な資金が必要になった場合の対処方法で大きな違が生じるということです。

不動産投資では、売却する場合は一等丸ごと売却しなければなりません。

資金需要が発生した際に、その金額と合致すればいいのですが、そこまで高額の現金が必要ではない場合においては、投資の機会損失につなります。

『300万円ほどの現金が必要』といった日常生活でも起こりうる、資金需要に対して柔軟に対応できるのが不動産クラウドファンディングなのです。

不動産を○○万円分売りたい。そのような柔軟な資金ニーズに対応できるのが不動産クラウドファンディングであることを、ここではお伝えしておきます。