【投資初心者必見の情報】不動産クラウドファンディングに投資する人はいくらくらい投資しているのか?
投資未経験者で初めて投資をする人、初めて不動産クラウドファンディングに投資をしようと検討している方にとっては、サービスそのものが未知の領域にあたり、色々と不安な面もたくさんあるのではないでしょうか。
今回は、実際に不動産クラウドファンディングに投資している人が、どれくらいの金額を一度に投資しているのかについて、お伝えしていきます。
あなたの投資額は、決して周囲の投資家がいくら出資しているのかによって決定するものではありません。それでも、一つの参考指標にはなると思いますので、参考にしていただければ幸いです。
Contents
投資を開始するにあたり大切な原理原則について最初にお伝えします
まず最初にお伝えしたいのは、投資を開始するにあたりとても大切な原理原則のお話です。
あなたは投資に対して、どのようなイメージを抱いていますか?
- ギャンブル
- 一発逆転
- 短期売買
- お金儲け
- リスク
上にあるようなキーワードを連想された方は、ぜひこの機会に別の視点でも投資を見るようにして頂きたいです。
投資の原理原則についてお話をしていきます。
様々な書籍(いわゆる鉄板書と呼ばれるもの)やネット情報、または政府、金融庁などのレポートなどを拝見すると、投資の原理原則とは、以下の3つに集約されています。
- 『長期』
- 『積立』
- 『分散』
この3つの原則を見ると、先程までイメージしていたものとは対極的な位置にいることがお分かりいただけますね。
我々、一般人が行う投資とは、長期的な運用を心掛け、所得から生活費等を差し引いた中で生まれる余剰資金を定期的に積み立てて、様々な投資先に対して分散投資することで、景気や外部環境に対する相場変動リスクを回避する投資手法になります。
実際に、金融庁の「家計の安定的な資産形成に関する有識者会議」においても『長期』『積立』『分散』といったキーワードが幾度となく出現しており、この手法自体が非常に有効なものであるということは間違いなさそうです。
『長期』『分散』『積立』の考え方に不動産クラウドファンディングを組み込む
これまで『長期』『分散』『積立』が投資の現場では、とても有効であることをお伝えしてきました。
実際に不動産クラウドファンディングは『長期』『分散』『積立』の原則の中でどう活かすことができるのでしょうか。
長期的な運用
不動産クラウドファンディングの特徴は、テナントからの賃料収入を原資とした『配当の享受』になります。
多くの投資家から集めた資金で不動産を購入し、事業者は不動産投資事業を運営します。
購入した不動産の売却によるキャピタルゲインも重要ではありますが、家賃収入によるインカムゲインこそが不動産投資の醍醐味であるため、長期的な運用をして始めて、投資家にも大きなメリットが生まれます。
とはいえ、投資家のリスクを抑え、資金の流動性を高めるという観点から、運用期間は比較的短めに設定されています。
投資家は不動産クラウドファンディング商品の再組成によって、あくまで自分の意思によって長期的な運用を行っていきます。
分散投資が可能
『分散投資』の考え方については、不動産クラウドファンディングに投資したタイミングから始まっています。
始めて投資の世界に足を踏みれる方であれば、不動産クラウドファンディングへの出資そのものが、一分の一の投資になりますので、これから分散投資について考えていく必要がありますが、株式投資など他の金融商品に対して投資をしている方であれば、不動産クラウドファンディングへ投資すること自体が『分散投資』になります。
さらに、不動産クラウドファンディングだけに目を向けても、様々な種類のファンドを各サービスで提供されています。
それは、地域、規模、種別などによって分別されるため、上手に投資をすることで『分散投資』として成り立つという考え方にも結論付けることができるのです。
少額からはじめる積立型投資
不動産クラウドファンディングは、1万円~、10万円~といった少額から始めることができる投資です。
インターネットを通じて取引ができる不動産クラウドファンディングは、少額からの投資を実現可能にします。ですので、これから投資を始めようとお考えの20代、30代といった若い世代の方にとっても参入障壁の低い商品ではないかと考えています。
投資にとって最も重要な要素は、出資金額の大小ではなく、時間であると言われています。
当然、若いうちは余剰資金も少なく、投資に回すお金も潤沢ではありません。なので、少額からコツコツと積立ができるサービスというのは重宝されます。
そういった意味で不動産クラウドファンディングは、興味があるファンドに、少額(1万円から始められるものもあれば、10万円から始められるファンドもあります)から投資できるため、初めて投資を始める人や余剰資金が潤沢にない若者でも手軽に参加できる投資商品だということになります。
纏まった投資資金がないと投資が始められないとお考えの方も多くいらっしゃると思いますが、出資元金を貯めている期間は、資産運用が一切行われていない状態になります。ここで経過している時間は、資産運用の関連から見た場合は勿体ない時間です。
毎月2万円を投資資金のために積み立てているのであれば、毎月2万円を投資に回すという意思決定をしてスタートする方が、一年後の出資元金は同じ24万円だとしても、高利回りで運用されている分、積立投資をしている方があなたのお金は増えていきます。
ですので、少額から投資できる不動産クラウドファンディングは、投資経験の浅い方でも参入できる仕組みなのです。
不動産クラウドファンディングに数万円~数10万円の出資をする人は非常に多い
少額から投資を始められることが不動産クラウドファンディングの大きな特徴の一つですが、投資口数の上限はそこまで小さくはありません。
それにも関わらず、少額の投資をするということは何かしらの理由があると考えた方がよさそうですね。
これには大きく二つの理由があるのではないかと思います。
- 単純に余剰資金がない若い方の出資者である
- サービスに初めて出資する人で慎重な姿勢を崩さない投資家である
この二つの理由によって構成される投資家層に値するのではないでしょうか。
1の余剰資金の少ない世代については、不動産クラウドファンディングを通じて、これから資産を分厚くしていくであろう投資家層です。このような層は、少額であっても兎に角始めるということが大切なのです。
彼らにとっては、投資をするにあたり最高の武器があることを忘れてはいけません。それは潤沢な出資元金ではありません。特別な高利回りの商品でもありません。これから投資に使うことができる『時間』なのです。
このような投資家は、少しずつ資産を増やしていくのと同時に、投資に対する抵抗感も徐々に薄れていきます。事業者側の視点で見たときに、このような投資家とは一生涯のお付き合いができる可能性を秘めているため、無下にはしないのです。
続いて、2についてですが、投資経験は豊富だが、サービスそのものに対して初めて出資する投資家が該当します。このような投資家の特徴としては、運用が順調に行われ、配当は1、2回入ったあたりのタイミングで、大きな金額を投資スるケースもあります。
やはり”投資慣れ”しているとはいっても、初めての投資先への投資は慎重にならざるを得ません。インターネットやSNS、様々な紙面を通じたレビューで高評価であっても、実際に経験してみて”体感”として納得する必要があるのです。
初めてのサービスに対しては、慎重な姿勢を崩さない投資家には私も同意できます。サービスそのものや事業者との相性の問題もあるでしょうし、きちんと配当が受け取れるのかといった本質的な問題もありますので、大いに賛成ですね。
だからこそ、少額でもいいから実際にサービスに投資してみたらよいと思います。そういった意味で、1万円から投資できる不動産クラウドファンディングはトライアル的に出資することができる投資商品です。
まとめ:不動産クラウドファンディングは少額から始められるのが最大のメリット
投資をこれから始めようとする方、始めて不動産クラウドファンディングに投資しようと考えている方は、周りの投資家がいくらくらい投資をしているのか気になるところだと思います。
我々の独自調査によると、平均して50万円前後の出資者が最も多いようです。今後、不動産クラウドファンディグの認知度が広まり、一般的な投資として広まった際には、この価格はもっと下がることでしょう。
不動産クラウドファンディングは、不動産投資における参入障壁の高さを解消して、より気軽に少額から投資できる投資商品です。
全ての世代の方に対して、それぞれの立ち位置に応じた投資ができるという意味で、今後ますます普及することは間違いありません。市場で自由に売買出来る商品ではないため、知る人ぞ知る状況の今こそがチャンスであることは間違いありません。
少額から始めることができることが不動産クラウドファンディングのメリットであり、投資家にとっても最大の魅力なのです。