「不労所得、月10万円」という到達点までの選択肢【7選】

「不労所得」多くの人が憧れる言葉です。その字面からは働かなくても勝手に入ってくる収入、というイメージがあります。確かに会社や工場で働くこととは収入獲得の方法が異なりますが、まったく働かなくてもお金が稼げるわけではありません。当然、不労所得を発生させるための「仕込み」は必要です。今回はそんな不労所得を月に10万円稼ぐにはどうしたらよいかについて考えていきます。

目次

不労所得を求めて手に入るのはお金だけではない

月額10万円不労所得が入ってくれば、年間120万円の収入アップとなります。これは大きなメリットです。まじめに働いていても、現実的にはなかなか収入は増えていきません。投資や資産運用をして不労所得を稼ごうとするのは自然な流れといえます。

近年は副業や不労所得がクローズアップされるようになりました。これにはいくつかの要因がありますが、社会構造が変化してことも一因です。そうした中、なぜ人は不労所得を求めるのかについて考えてみます。収入アップのため、という理由は多いものの、実はそれだけではありません。

スキルアップのため

不労所得をスキルアップのために活用する人もいます。例えば株式投資や不動産投資をしていると、自然と経済感覚が鋭くなるものです。ブログやアフィリエイトで文章を書いていると、文章力は向上します。スキルも向上して月10万円の不労所得を稼ぐことができるのは、まさに一石二鳥です。

独立や転職のため

独立や転職をすると、一時的に収入は不安定となります。新しい仕事に必死で、なかなか収入が追いつかないこともあります。これを防ぐために月10万円程度の不労所得があれば、独立や転職時には心強いものです。転ばぬ先の杖として、不労所得を求める人も増えています。

初心者でもできる月10万円を目指す不労所得の方法7選

不労所得とはいえ、月10万円を稼ごうとすると並大抵のことではありません。リスクが少ない貯金の利子などではとても達成できないのです。このため、不労所得を稼ぐためには、投資や資産運用などの方法が多くを占めます。ここでは、初心者でも比較的簡単にできる不労所得獲得の方法をご紹介します。これらの方法を駆使すれば、月10万円の不労所得も夢ではありません。

  1. 投資信託
  2. 株式投資
  3. 不動産投資
  4. 不動産クラウドファンディング
  5. J-REIT
  6. ブログ、アフィリエイト
  7. 物販、転売

さっそくみていきましょう。

1.投資信託

最初は投資信託です。投資信託は銘柄ごとに投資する対象が決まっているため、自分にあった投資信託を選ぶことができます。証券口座を開設すれば購入も簡単です。配当と売却益で月10万円を達成することもできます。もちろん、投資ならではのデメリットやリスクへの備えも必要です。

2.株式投資

資産運用の代表的な投資先が株式投資です。株式売買の目的は日本の場合、売買での利益がメインとなります。ただ、個人投資家、デイトレーダーのようにずっと株価をチェックすることができない人もいるもの。最近では配当利回りの高い銘柄も増えてきました。こうした銘柄を狙えば、配当だけで月10万円も理論上は可能です。

3.不動産投資

株式投資と並んで花形の資産運用が不動産投資です。不動産を購入してそれを貸すことで運用します。一度購入してしまえば、定期的に収入を得ることが可能です。小規模なアパートでも月10万円の不労所得は十分に稼ぐことができます。一方で不動産特有の知識やリスクに対する備えも必要です。

4.不動産クラウドファンディング

最近話題となっている不動産投資の新しい形式です。クラウドファンディングを利用して、共同して不動産を購入するのです。現物の不動産と異なり、運用はプロに任せるため自分で物件を管理することはありません。不動産投資よりもさらに月10万円の不労所得獲得に向いているといえます。

5.J-REIT

不動産投資と投資信託を融合したような制度がJリートです。株式や投資信託のように証券市場で購入することができます。配当は株式よりも多いこともあり、配当狙いの投資家にも人気です。長期間保有して配当を得るのは月10万円の不労所得を目指す場合には最適な投資先のひとつとなります。

6.ブログ、アフィリエイト

ここからは資産運用とはやや異なる収入獲得方法です。ブログやアフィリエイトを起ち上げて、広告収入を狙います。人気のコンテンツとなれば月10万円の不労所得も可能です。誰でも簡単に始めることができるものの、人気が出て広告収入を得られるようになるには、センスや知識が必要となります。

7.物販、転売

ネット上で品物を転売して転売益を得る方法です。対象は書籍やゲームソフトから古美術品まで多岐にわたります。転売益が出る品物を見つけることができれば、利益は大きくなります。ただ、在庫を抱えるリスクなどがあるため、注意が必要です。個人間売買がメインなので、転売特有のデメリットもあります。

月10万円の不労所得を目指すための注意点

月10万円の不労所得を稼ぐためにはそれなりの注意点やコツが必要です。何しろ年間120万円の収入。簡単ではありません。ここでは月10万円の不労所得を目指す際の注意点を解説します。最初から大きなリスクを伴う投資は望ましいものではありません。徐々に増やしていきましょう。月10万円の不労所得を目指すための注意点は次のとおりです。

  1. 最初は少額から始めること
  2. ハイリスクな投資は期間を決める
  3. ハイリスクな資産運用以外の収益獲得手段を持つ
  4. 不労所得の目的を明確にする

それぞれみていきましょう。

1.最初は少額から始めること

どんなことでも最初は初心者です。いきなり多額の資金を投資して万一失敗したら大変なことになります。初めて行なう投資や新たな投資方法に挑戦する場合には、最初は少額からスタートし、慣れたら徐々に投資金額を増やしていきましょう。最初から月10万円は無理でも少しずつ増やしていけばよいのです。

2.ハイリスクな投資は期間を決める

FXや金融先物などのハイリスクといわれる投資方法も存在します。上手くいけば短期間で大きな収入を上げることが可能です。その反面リスクも高くなります。こうした投資を行う場合には投資期間を明確に決めておきましょう。ハイリスクな投資は漫然と行っていると負ける可能性が高まります。仮に収益がマイナスであってもそこで引く勇気が必要です。

3.ハイリスクな資産運用以外の収益獲得手段を持つ

ハイリスクな資産運用をする場合には、そのハイリスクな資産運用以外の投資先や資産運用の手段を用意しましょう。ハイリスク一辺倒では、月10万円はおろか、マイナスになってしまう可能性もあります。投資先を複数にすることでリスクを回避するのです。投資信託やJリートはFXや暗号資産よりも値動きが緩やかとなります。こうした異なる値動きの投資商品を組み合わせるのも一案です。

4.不労所得の目的を明確にする

不労所得の目的と金額を明確にしましょう。月10万円の不労所得が最終目標だとしても、最初からいきなりできるわけではありません。最初は月1万、次は月2万といった具合にその時期の目標を明確にするのです。また、スキルアップのためや独立のためといった複数の目的がある場合には、どれを優先するのか決めることも必要となります。

まとめ

月10万円の不労所得はやり方次第で十分に可能です。ただし、何の予備知識もなく始めても失敗する可能性が高まります。ここでお話しした注意点を頭に入れながら、まず、収入は少ないけれどローリスクな方法がおすすめです。そして徐々に慣れたらその金額をあげていきましょう。数年後に月10万円を稼ぐこともできるようになります。少しずつでも進んでいきましょう。

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