マンホールチェックで隣接している道路が公道か私道か分かるという、ちょっとした雑学
マンホールは、道路の境目や合流地点に設置されています。地下に埋設されている配管に沿って等間隔に設置されています。
このマンホールですが、通常配管などの保守点検のために設置されているのは有名ですが、設置している道路が「公道」なのか「私道」なのかを、私たち不動産関係者に眩いばかりの光でビンビンアピールしてきています!!
チェックしていきましょう
公道に設置されているマンホール
下水道局が管理しているマンホールは、一部の例外を除いて公道と私道を区別しています。
公道と私道に設置されているマンホールは一目瞭然です。
公道に設置されているもの
現在は鉄製のマンホールが主流になっています。
地域によって様々なデザインがあり、ご当地マンホールなども存在します。
一昔前の公道に設置
一昔前は、コンクリート製のものが主流だったために一部残っていますが、これらは公道を示しています。
私道のものと区別するために、真ん中に星みたいなマークがあります。
私道に設置されているもの
一昔前の公道のものと区別が難しいですが、中心に星みたいなマークがありません。
注意点)私道から公道に変更した道路の場合、一部異なるケースもあるようです。
マンホールを見れば、道路の所有形態がわかる
このように、道路に設置しているマンホールを見ると、その道路について把握できます。
不動産の価値を把握する上で、前面道路が公道なのか私道なのかは大きなポイントです。
公道の私道の違いやメリット・デメリットについての記事はこちら
販売図面などには、前面道路については書かれていることが少なく、不動産会社の営業マンの回答に委ねることになります。
実際に、公道の私道の違いを細かく理解している営業マンは少なく、最悪、その場しのぎの説明を受けるだけです。
検討段階に入っていない物件の公図や測量図を取得するのは面倒だ。。。
正確な裏付けをとるために、役所や法務局で取得してもいいのですが、はっきり言って意識の浅い段階で取得するのは面倒ですし、費用ももったいないです。
そんな方は、下を向いて歩いてみて下さい。
貴重な情報が転がっているかもしれませんよ!
マンホールを制するものは不動産を制する!
とまでは言いませんが、ちょっとした情報の足しにはなりますし酒の肴にはなるのではないでしょうか笑