【不動産クラウドファンディング】始める前のチェックポイント
クラウドファンディングという言葉が広く認知され始めてから、不動産の世界でも「不動産クラウドファンディング」という言葉が急激に市民権を得てきました。不動産クラウドファンディングとは正確にいうと、不動産特定共同事業法(略称:不特法)という法律に基づき、運用者が投資家から不動産購入のための資金を集めて運用期間中の賃料や売却益から配当を出す仕組みの投資方法です。不動産を一口数万円から100万円程度に小口化するので、少額から出資できるというメリットがあります。本記事で、不動産クラウドファンディングの性質と自分の資産運用スタンスをすり合わせ、不動産クラウドファンディングが自分にとって良い投資なのか、一つの目処になれば幸いです。
Contents
ここだけはチェックすべき!意思決定の軸は3つ
これは不動産投資、不動産クラウドファンディングだけに限らないポイントです。
順番に3つチェックして、「自分は不動産クラウドファンディングに向いているのか」ぜひ見定めてみてください。
①収益軸「収益はどれくらい、いつまでに欲しいですか」
月に数十万の利益が欲しい、投資だけで生活したい、そういった方には株式投資やFXなどが向いていると言えます。これらは世のイメージ通り一攫千金が狙える攻めの投資です。知識とノウハウを活かして積極的に投資をし、収益を生み出す自信と経済的体力がある方にはおすすめの投資です。多額の資産を投資に回して、大きな収益を得たいのでれば、不動産クラウドファンディングは適当ではありません。不動産クラウドファンディングは、コツコツと少しずつ安定的に資産を増やしたい方におすすめの投資です。
②リスク軸「どれくらいのリスクなら許容できますか」
運用期間において元本割れ(金融商品の価値が下がることにより、購入時の金額を割ってしまうこと)の可能性がある投資、例えば株式投資投資やFXに加え仮想通貨や実物不動産投資などは収益も大きいですが、「将来のために堅実な資産運用をしたい」と考える方には向かないかもしれません。不動産クラウドファンディングでは、商品購入時に利回りが明記されており、基本的に出資額に応じた配当を得ることが出来ます。「とはいえ元本保証ではないのでは?」と思われた方、その通りではあるのですが、明記した利回り分の配当を出せない事態になったら事業者としても大きな痛手ですし、信用を一気に失うのでその事業は廃止を余儀なくされます。事業者はそのリスクを負って利回りの担保できる物件を購入しますので、不動産クラウドファンディングは投資家側としては安全性が高いのです。
③労力軸「投資に関してどれだけ時間を割けますか」
投資をする上で必要なコストはお金以外にもあります。投資方法勉強をしたり情報収集をしたりする時間、値動きに対応する手間など、リスクを取って大きい収益を狙うならば不可欠なコストです。対して、収益から手数料は差し引かれますが、運用をその道のプロに任せることができ、投資家側は労力を必要とされないのが不動産クラウドファンディングです。不動産は値動きが激しい性質ではなく、不景気でも大幅な価値の下落はしないので、物件の選び方を大きく間違えなければ失敗はしにくいとされています。その点、物件選びをプロに任せる方が投資の初心者には安心かもしれません。また、安定した収益とプロに任せた運用ということで、商品の値動きが気になって精神的に疲れることもありませんので、気ままに資産運用したい方に不動産クラウドファンディングはおすすめです。
実は小さいとは言えない差がある|貯蓄との比較
不動産クラウドファンディングは、資産運用としての比較対象に貯蓄もあります。そもそも不動産クラウドファンディングは「大儲けしよう」という発想ではなく、コツコツと安定して資産を増やしたい方のための投資なので、この記事を読まれている方の中には元本保証の貯蓄に重きを置く方も多いのではないでしょうか。リスクが限りなくゼロの貯蓄ですが、利子で資産を増やすのは現実的に考えづらいと思います。2021年現在、メガバンクの普通預金の金利は0.001%、定期預金が0.002%です。貯蓄100万円を1年間預けても、得られる利子はコンビニエンスストアATMで引き出す手数料とほぼ同等です。対して、不動産クラウドファンディングはどうでしょうか。新大家の教科書の運営会社が販売している商品、TOMOTAQU(不動産クラウドファンディング・不動産小口化商品)を例に比較をしていきます。
具体的な収益化シミュレーションの一例をご紹介
すこし興味があるかもしれないと思った方へ
「もしかしたら不動産クラウドファンディングは自分に向いているのかも」と思った方、もう少しだけ情報収集してみてください。この記事は不動産クラウドファンディングで投資をすることについて概要をまとめているにすぎません。商品ごとに運用期間や利回りは異なりますので、「不動産クラウドファンディングに参加したら」という自身だけのシミュレーションをしてみると、より投資の実感がわくと思います。その上でやってみるかどうか、どれほど投資してみようか決めることをおすすめします。新大家の教科書の運営会社が提供する、TOMOTAQU(トモタク)というサービスがありますので、もしよければ資料を読んでみてください。商品のことだけでなく、不動産クラウドファンディング、不動産小口化商品がどういったものか詳細の解説も記載しましたので、ご参考にしてみてください。
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