これから投資をスタートする方必見!『投資の3大要素』についてチェックしよう。
今回は、投資の3大要素についてです。
投資家が投資の判断をするにあたり、大きく3つの要素に分けて判断することをご存知でしょうか。
投資家によって、チェックする項目はそれぞれ違いますが、投資初心者、特にこれから投資をスタートしようと考えている方は必見の内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
収益性〜配当はどれくらいか?〜
やはり、最初に着目するのは「この投資はどれくらい儲かるのか」という事ではないでしょうか?
原則的に、投資商品の場合「リスクに比例して利回りも高くなる」と考えていただいて構いません。
とはいえ、利回りが高すぎる商品は要注意です。
個人的な考えで恐縮ですが、利回りが7%を超える投資商品については、注意が必要です。
投資商品について、当事者並みに詳しく把握しているか、その分野に対して専門的な知識を有した上で客観的かつ冷静なジャッジが出来る方以外は避けた方が良さそうです。
安全性~元本の保全性がどこまで保たれているか~
「投資にはリスクがつきものです」
「投資は自己責任で」
このような言葉は一度は見聞きしたことがあると思います。世の中に100%儲かる投資は存在しません。
私たちは元本を失うリスクを抱えることで、配当を受け取るようになっています。
世の中には様々な投資商品がありますが、出資法と呼ばれる法律によって元本を保証することを禁じられているのです。
元本の保全性がどれだけしっかりしているか?
とはいえ、私たちは元本を失うことは是が非でも避けたいですよね?
そのため、多くの投資商品を販売する会社は投資家の元本を保全するために様々な工夫をしています。
例えば、投資信託会社では投資家の元本を守るため、許容リスクに応じてポートフォリオを組みます。
これにより、一部の株価が下がっても別の株で利益を出して運用したり、リスクとリターンのバランスを上手く取りながら投資家の資産を守っていきます。
また、『大家の教科書』においても度々扱っているテーマの『不特法商品』では、出資者の元本割れを防ぐために『優先劣後構造』や『関連会社』とのサブリース契約によって、運用期間の家賃保証するなど、投資家の資産を守るために様々な工夫をしているのです。
流動性~どのタイミングで換金可能か~
特にこれから投資を始めようと考えている方の場合『元本の流動性』を気にする方が圧倒的に多いです。これはつまり、元本がどのタイミングで手元に戻ってくるのかを意味しています。
ベテラン投資家や資産家はそのような事をあまり気にしないかもしれませんが、自己資金に限りがある方や中期的なスパンで、まとまったお金が必要になるような方にとっては、これは重要な要素です。
積立投資商品に多いですが、商品によっては10年、15年、30年満期のような長期的な積立が必要な商品が数多くあります。
このような商品は、途中解約をした場合、元本割れするような構成になっているケースが多いので、契約時に慎重になる必要があります。
5年先の予測が難しい世の中で、自分自身の立場も保証されているわけではありません。
個人的な意見ですが、長期的な投資については避けた方が賢明だと私は思います。
『資産の流動性』に関しては、投資をするうえで非常に重要な要素なのです。
これから投資をスタートする方へ
これから投資をスタートする方には、ぜひ『投資の3大要素』を意識して欲しいと思います。
これらの要素を全て高水準で兼ね備えている商品は、なかなか見つからないでしょう。しかし、一定水準で兼ね備えている商品があります。
それは、不特法商品への投資です。
不特法投資については「ミドルリスク・ミドルリターン」と言われていて、さいほど説明した『3大要素』についても及第点以上の水準で兼ね備えています。
ぜひ参考にしてみて下さい。