【独自の視点で徹底比較】不動産特定共同事業者の特徴について
不特法関連事業者は様々な地域に点在しています。地域や取り扱う不動産、提供するサービスにはそれぞれ特徴があります。投資を検討されている方は、それぞれの事業者を比較しながら、自分にあった業者を選択しなければなりません。
(2020年11月1日更新)
みんなで大家さん
想定利回り、6.0%~7.0%の商品を取り扱っており、投資先の多くはビルや商業施設、研究施設、物流倉庫などが対象となっています。
100万円単位の出資が可能で、年間6回の分配が行なわれています。運用期間は、3年~5年の短期間での運用になり、現時点まで元本割れとなった投資商品はないようです。
投資した商品については、譲渡による換金が可能で、流動性にも優れています。
不特法関連商品につき、ウェブサイトから情報閲覧、資料請求ができます。その後契約の手続き、出資金の振り込みといった手順になります。
『みんなで大家さん』商品一覧ページはこちらからご確認いただけます。
わかちあいファンド
滋賀県、京都府を中心に地方創生を目的とした不動産特定共同事業者になります。令和元年に事業をスタートしており、まだサービスを開始して間もないですが、既に実績もある会社です。
現在の募集ファンドは、想定利回り4%台、期間1年、毎月配当と比較的手堅い投資が可能なのが特徴です。また、利益の一部を「あしなが育英会」に寄付したりと社会貢献性の高いサービスを展開中。
2020年9月1日から電子化取引業務がスタートし、不動産クラウドファンディングがスタートしました。
『わかちあいファンド』の最新募集ファンド情報についてはこちら
ARISTO – アリスト –
不動産小口化商品のARISTO-アリスト-は、東証一部上場の株式会社ADワークスグループの中核子会社である株式会社エー・ディー・ワークスが運営する不動産小口化商品です。
東証一部上場企業のグループであることの安心感と豊富な物件情報から発生する、良質な小口化商品は、ブランド志向の強い方には最適です。
1号、2号案件ともに、規模の大きい案件が主流となっています。大都市のビルなどの案件が強みだと考えられます。
投資金額も1口100万、最低500万円から投資可能で、やや規模の大きい投資が主流です。
CREAL – クリアル –
1万円からスタートできる投資型クラウドファンディング。
今、最も注目を集めている不動産投資手法がクラウドファンディングです。
保育園、学校、ホテル、マンションなど様々な物件に対して投資することができます。最低投資金額も1万円~となっており、はじめて投資をする方、不動産投資について実践的に勉強したい方などに最適です。
難点は、投資対象者が広いため、人気物件などはすぐに募集が終了してしまう点でしょう。
メディアにも多数紹介されており、現在最も注目されている不動産投資型クラウドファンディングになります。
CREAL – クリアル – のファンド一覧はこちら
エードMYバンク
投資家から集めた出資金で南大阪エリアを中心とした事業用不動産を購入し、運用するサービスです。匿名組合契約を締結するため、出資者は出資した額を上限に責任を負う仕組みになっています。
事業用不動産を中心に運用しているため、長期的にテナント賃料を徴収することが可能となり、安定した投資が可能となります。
出資者は最低10万円~事業用不動産に出資することができるため、少額から安定的な資産運用が可能になります。
エードMYバンクの商品一覧についてはこちら
TOMOTAQU -トモタク-
最後に手前味噌で恐縮ですが、私たちイーダブルジーの不動産特定共同事業の「トモタク」についてもご紹介させていただきます。
トモタクは、ローリスク・ミドルリターンの投資を実現するため、「優先劣後構造」と「マスターリース(サブリースの締結」をおこなっています。
妥協のない不動産の仕入によって「良質な投資用不動産」を投資家の皆さまに「高利回りで提供すること」を実現しています。
2020年10月1日に募集した「トモタク1号ファンド」は10月29日に無事完売となりました。11月1日現在、トモタク1号ファンドは1年間(2020年11月1日~2021年10月30日)の運用がスタートしています。
トモタク2号ファンドについても現在準備中となっています。
おわりに
今回は、様々な不特法事業者の状況を見てみました。
事業者によって、出資金額や取り扱う商品(不動産)も様々で特徴があって面白いですね。不動産投資についてこれから勉強したい方、少額からでも資産運用を開始したいといった方は、不特法事業者の不動産小口化商品に対して、出資をしてみるもの悪くないかもしれませんね。
現在、東京都で140社ほどの登録があるようですが、今後新規事業者の参入は増えてくると思われます。入れ替わりはあると思いますが、お互いの良いところはシェアしながら、不動産小口化商品を通じて投資家の皆さまへ情報をお届けしたいと考えています。
こちらの情報は適宜更新していきます。また、新規参入業者が出てきたら、随時紹介していきますので、ぜひご覧ください。
不動産特定共同事業トモタクへのご相談はこちら